頭痛や片頭痛に効果があるとされる、マグネシウムの役割とは

目次

マグネシウムの役割って、なんだ?

わたしが片頭痛の予防用途で飲んでいるAECスッキリウォーターの主成分はマグネシウムなのですが、そもそもマグネシウムの役割って、ご存知でしょうか?

もしかして、理科の実験でマグネシウムを発火させる実験(マグネシウムリボン)を思い出した方もいるかもしれませんね。

マグネシウムの役割

白い閃光を放ちながら勢いよく燃えるマグネシウムにドキドキした記憶が残っているかもしれません。

おなじミネラルでも、カルシウムやナトリウムや鉄などと比べると、いまひとつ目立たないというか、馴染みがないミネラルですよね。

じっさい、ドラッグストアでもあまり目立っておかれていません。

ドラッグストアでも人気がない

ビタミンCやマカが花形選手だとすれば、マグネシウムは補欠どころか、ベンチ入りさえさせてもらえていないくらい、地味な扱いです(苦笑)

マグネシウムの扱いが悪い

なので、ふだんはほとんど意識したことがないかもしれませんが、じつは体にとって、とても大切なミネラルのひとつなのです。

そこでここでは、あらためてマグネシウムの役割や働きについてご紹介しましょう。

マグネシウムの主な役割

マグネシウムの主な働きとしては、以下の3つがあげられます。

・酵素の作用を活性化する
・筋肉の収縮を正常に保つ
・神経の伝達を正常に保つ

体内の存在するマグネシウムの2/3は、じつは骨のなかに入っています。

カルシウムやリン酸とともに、骨の主要な構成成分になっているのです。

残りのマグネシウムはどこにあるのかというと、ほとんどが筋肉などの細胞の中にあります。

でも、からだ全体にどのくらいマグネシウムがあるのかというと、成人の身体のなかに、たった19グラムしか存在していないのです。

では、そのマグネシウムは、からだのなかでどんな働きをしているのかというと、約300種類の酵素反応に関わっています。

酵素反応とは、かんたんにいえば生体反応のことです。

たとえば新陳代謝を起こしたり、体温を調節したり、神経伝達をしたり、筋肉を収縮させたり、ホルモンの分泌を行ったりといった活動全般です。

マグネシウムが直接作用するわけではなく、これらの生体反応を起こす酵素のサポートをしてくれるのが、マグネシウムなのです。

マグネシウムを摂取すると、胃の中で溶けた後に、小腸で吸収され、やがて骨に貯蔵されるのですが、マグネシウムが不足すると、骨から血中に溶け出していきます。

マグネシウムが不足すると、どうなるの?

骨から溶けだしていくほどのマグネシウム欠乏症になると、神経過敏になったり、虚血性心疾患という病気になったりします。

虚血性心疾患とは、かんたんに言えば心臓の筋肉が正常に伸縮しなくなる病気です。

心臓が血液を送り出すポンプだということはよく知られていますが、マグネシウムが不足すると、このポンプの役割が弱まってしまい、不整脈を引き起こすことがあります。

また逆に、マグネシウムの摂り過ぎによる過剰症もあります。

この場合は、低血圧や、筋肉麻痺などを起こす可能性があり、こちらも重篤な場合は命に関わることがあります。

マグネシウムの推奨量は?

マグネシウムの推奨量は、成人男子で1日に340~370ミリグラム。

成人女子で1日に270~290ミリグラムといわれています。

通常の食事や、適量を守ったサプリの摂取であれば、この推奨量を大幅に超えてしまうことはありませんが、錠剤のマグネシウムを誤って大量に飲んでしまうなどの場合は過剰摂取になってしまうことがあります。

ただし、摂取しすぎたマグネシウムは、尿から体外に排出されていくので心配する必要はないのですが、腎臓機能が低下していると排出がうまくいかず、体の中にどんどんたまってしまい、過剰症を引き起こす恐れがあります。

マグネシウム系のサプリの注意書きに「腎臓病、腎臓機能が低下している人は使用を控えること」とあるのは、こうした理由によるものです。

カルシウムとのバランスも重要

マグネシウムとよくにた性質のミネラルに、カルシウムがありますが、じつはこの2つは密接にかかわっています。

どちらも骨の中に貯蔵されるミネラルですが、カルシウムとマグネシウムのバランスは、2:1の割合で摂取することが望ましいとされています。

なぜこのような割合になっているのかというと、血中のカルシウム濃度が下がってしまい、尿排泄量が減ってしまうからです。

なお、ストレスを感じたり、アルコールやカフェインが含まれる飲み物を飲んだりすると、マグネシウムが消費されます。

マグネシウムがたくさん含まれる食品は?

マグネシウムは野菜にたくさん含まれますが、ほかにも大豆や豆腐、納豆などの食品、アーモンドやゴマなどの種子類にもたくさん含まれています。

でも、意外に多く含まれているのが、じつは蕎麦(そば)なのです。

たとえば、ほうれん草だと1束食べても55ミリグラム。ゆで大豆50グラムだと、50ミリグラム。アーモンドだと10粒で25ミリグラム程度なのですが、そば1食あたりに含まれるマグネシウムの量は約80ミリグラムと、ほかの食品類と比べて群を抜いて多く含まれています。

お昼ご飯にざるそばを好んで食べるサラリーマンやOLさんは多いと思いますが、じつはあのざるそばには結構な量のマグネシウムが含まれているということで、ストレスを抱えがちな職場では一杯のそばが心の健康にずいぶん役立っているということになりそうです。

おらが蕎麦

マグネシウムのまとめ

マグネシウムは、カルシウムやビタミンCなどと比較すると、あまり目立たないミネラルではありますが、心身ともにおだやかな生活を送るためには欠かせないミネラルだということがおわかりいただけると思います。

病は気からといいますが、気持ちが沈んでいたり、気分が落ち込んでいると、その分マグネシウムが消費されることになり、そのまま放っておくと、やがて心筋梗塞などの重篤な症状へのつながっていくことがあります。

まさに、心身ともに健康であることの大切さを教えてくれるマグネシウムですが、ストレスを感じることでマグネシウムが消費されるということは、気分の浮き沈みが激しい性格の持ち主だと、慢性的にマグネシウム不足に陥っている可能性がありますよね。

気持ちが落ち込みがちで、ストレスに弱いタイプほど片頭痛を起こしやすいともいわれていますので、マグネシウムが片頭痛対策に効果を期待されるのも、なんとなくうなづけます。

ということで、あらためてマグネシウムの役割や効果効能を紹介してみましたが、慢性的なマグネシウム不足に頭痛の原因がありそうなら、わたしのようにダメ元でAECスッキリウォーターを試してみるのも手です。

手ごろな価格で、サプリよりも安全にマグネシウムを摂取することができますので、薬が苦手だという人にこそ、ぜひ試してみてほしいと思います。

AECスッキリウォーターを飲み続けてみたレポートはこちら

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