オークションでの購入するときの注意
石油ファンヒーターの入手先として、オークションを利用することもあるかと思います。
ここで絶対に注意しておいていただきたいことがあります。
それは、なかにはリコール製品が混ざっていることもあるということです。
同じ中古品を購入するにしても、リサイクルショップや店頭で購入するう場合は、それなりのチェックが行われていることが多いので、それほど神経質に心配する必要はありませんが、基本的にオークションは個人間取引です。
そのため、出品者側に悪気がなくとも、リコール製品をそのまま出品している可能性もあるからです。
リコールとは、製品に重大な欠陥が認められた場合にとられる行政処置のひとつですが、自動車のリコールと同じように、石油ファンヒーターも、過去に重大な欠陥があることで大事故につながった製品もあるのです。
オークションといっても、個人間でも新品を売っている場合もあれば、業者が出品しているケースもありますので、一概に危険だとは言い切れないものですが、もしも年式が古く、値段がこなれているからといって、それだけの理由で選ぶことは非常に危険ですので、ぜひとも慎重に選んでいただきたいと思います。
また、最近のモデルだからといって、すべてが安全かというと、実はそうでもありません。
メーカーにとっても、リコール対象となるのは非常に困ることなので、一連のトラブルが報告されている場合でも、正式なリコール対象とはなっていない機種も見かけられるからです。
一番かんたんな見分け方としては、その製品名と型番で検索をしてみることです。
過去にリコール対象となった製品は、現在でも公告義務があるため、該当する製品の場合は比較的容易に見つけることができますが、念のために、できれば、その製品名や型番でリコールとなっていないかどうか、メーカーサイトで詳しくチェックされてみることをおすすめします。