石油ファンヒーター使うなら、部屋の換気は気前よくやろう
石油ファンヒーターを長時間利用する際には、部屋の換気が欠かせません。
理想的には、1時間毎に空気の入れ替えを行うように心がけたいものですが、せっかく暖めた部屋の暖気を逃がしてしまうのはもったいないという理由から、あまり積極的に換気を行わない方も多いのではないでしょうか。
実は、石油ファンヒーターを使っていることのメリットでもあるのですが、勢いよく窓を開け放って空気の入れ替えを行っても、室温の低下は意外と少ないのです。
というのは、部屋全体に暖気をいきわたらせる効果がある石油ファンヒーターは、空気だけではなく、その部屋に存在している家具や衣類なども同時に暖めています。そのため、部屋の換気を行って一時的に室温が下がったとしても、家具や衣類、床などの物体が熱を放出するため、比較的素早く質問が回復します。
むしろ、空気が汚染されたままの部屋に長時間いる方が、体にとって負担となりますので、出来る限り頻繁に、そして気前よく空気の入れ替えを行うように、心がけることをおすすめします。
ただし、本体側で頻繁に換気ランプが点灯する場合は、換気の頻度よりも、むしろ本体の排気性能などを疑った方がよいので、背面のファンフィルターを掃除したり、灯油タンクや油フィルターの目詰まりがないかを確かめてみましょう。