石油ストーブとの比較
ダイニチの製品ラインナップを見ても、石油ストーブは業務用に限られるようですが、それでも石油ストーブの人気は高く、電源不要であるメリットが見直されて、近年さらに人気があるようです。
石油ファンヒーターは、ファンを回し続ける必要があるため、コンセント(電源)が欠かせませんが、石油ストーブは点火の際にこそ電源(電池)を必要としますが、運転中は電気系統を必要としないため、コンセントが不要です。
そのため、屋外での利用はもちろん、停電時や非常時などの暖房として見なおされつつあります。
即暖性という点では石油ファンヒーターよりも劣りますが、電源不要のメリットは何物にも代え難く、また、燃費がいいという点でもメリットがあります。
ただ、昔ながらの石油ストーブは天板が非常に熱くなることから、小さいお子さんのいる家庭や、お年寄りだけの家庭などでは危険なことが多く、最近では敬遠されがちです。
家庭用の石油ストーブでは、現在コロナとトヨトミが業界をけん引していますが、2010年度は在庫が足りなくなってしまう程の出荷を記録したとのニュースもありますので、まだまだ暖房器具としては有力な選択肢として活躍しているようです。
このホームページでは石油ファンヒーターを中心に紹介しているため、人気の機種などはご紹介しませんが、比較的手ごろな価格で発売されていることが多いことと、デザインに凝った製品も多数登場していることから、コンセントが容易に使えない場所での暖房器具としては候補に入れておいてもよさそうです。