Camangiというメーカーをご存知でしょうか?
読み方は、カマンジと呼びますが、AcerやASUSと同じく、台湾に本社を置く半導体メーカーのひとつです。
日本とアメリカにも現地法人を持っていますが、高い技術力とデザイン性にも定評のあるメーカーです。
特に、ポータブル端末の開発を得意としていて、NTTのブラウザボックスのような「テレビに接続して使うアンドロイド端末」や、今回ご紹介する「マングローブ7」などの端末をリリースしていますが、特にCamangi Mangrove 7の出来の良さで注目されている企業でもあります。
最近話題になりつつあるタブレットPCですが、スマートフォン以上、タブレットPC未満としての手軽さを併せ持つ7インチのアンドロイド端末は、サムスンのギャラクシータブ、Acerのマンガロイド、東芝のレグザなど、日本ではそれほど選択肢が多くないのが現状ですが、海外ではポピュラーな存在になりつつあります。
そうしたなか、このCamangi Mangrove7は、比較的手ごろな価格と、洗練されたデザイン、価格に見合った高性能な仕様で、隠れた名機となっています。
スペックとしては、7インチの静電式タッチパネルに、フルハイビジョンのHD動画やFlashコンテンツの再生もスムーズにできるnVIDIA Tegra2(デュアルコアCPU)、アンドロイドOS 3.2と、Acerから発売されているA100と同様の高スペックですが、内蔵ストレージが8GBと手ごろながら十分な容量のため、価格が4万円弱とこなれています。
また、液晶パネルは傷がつきにくいゴリアガラスを採用しているほか、文字が読みやすくて美しいDynaフォントを採用していることから、文書の閲覧端末としても優れています。
また、本体にはHDMI端子が装備されているので、フルHD1080Pでテレビに接続することができます。
そのほか、本体前面と後面にカメラが内蔵されており、それぞれ200万画素、500万画素の解像度を持っているため、高画質での写真撮影や映像撮影だけでなく、ビデオチャットなども可能。
また、380gと軽量なことも特徴で、7インチの機動力を失わないことも利点です。
自炊した書籍やコミックなどの電子書籍のリーダーとして使うだけでは、あまりにももったいないスペックですが、こうした名機が7タブレットの世界を牽引していってくれるとうれしいですね。
◆スペック詳細
サイズ:
Height: 195 mm
Width: 122 mm
Depth: 11.92 mm
Weight: 380g
システム情報:
OS: Android Honeycomb 3.2
CPU: nVIDIA Tegra T20 Dual Cortex A9 1GHz
Memory: 8GB
RAM: 1GB LPDDR2
ディスプレイ:
7インチTFTD/ ゴリラガラス
Resolution: 1024 x 600
Touch panel: Capacitive-type multi-touch lens (with LED soft key)
インターフェイス:
DC jack power charging
micro HDMI D type
micro-USB connector with data sync features
MicroSD card slot
接続:
GPS/AGPS
WiFi: 802.11b/g/n
Bluetooth 2.1 + EDR
USB 2.0 High-Speed client (micro-B type)
カメラ:
Rear Camera 5M pixel, Auto focus, LED flash light
Front Camera 2M pixel, Fix focus
バッテリー:
Li-Ploymer(3200mAH)
AC アダプター:
INPUT: 100 - 240V ~ 0.5A
OUTPUT: 12V, 1.5 A
センサー:
G-sensor/Gyro-sensor/E-compass sensor
Proximity + Ambient light sensor
ビデオ/オーディオ:
Built-in microphone, and loudly speaker
3.5mm audio jack for stereo headset interface
AAC LC, AAC, HE-AACv1 (AAC+), HE-AACv2 (enhanced AAC+), AMR-NB/WB, BSAC, MP3, MPEG-2, MIDI, OGG Vorbis, WMA9/10, PCM / WAVE
FM Radio with RDS