成長期向けサプリとしてすっかり有名になったロート製薬のセノビックですが、待望の新フレーバーが発売になりました。
その名も、セノビック抹茶ミルク味です。
現在までにセノビックは、ミルクココア味、バナナ味、ヨーグルト味、イチゴミルク味、ポタージュ味の5つのレギュラーフレーバーがありますが、じつは最初からこの5つだったわけではないのです。
もともとセノビックが発売された当初は、ミルクココア味ではなく、なんと意外にもヨーグルト味が最初だったのです。
そののちにミルクココア味とバナナ味が加わり、ずいぶん後になってからコーンポタージュ味とイチゴミルク味が加わったのですが、じつをいうとイチゴミルク味も最初は期間限定のフレーバーだったのです。
期間限定でリリースしたところ、あまりに人気が出て
「イチゴミルク味をレギュラーメニューに加えてほしい」
という声が多数よせられたために、イチゴミルク味は現在のようなレギュラーメニューになったのです。
そのため、この抹茶ミルク味も、ひょっとしたら今後はレギュラーメニューの仲間入りをするかもしれません。
じつをいうと、ホットでもコールドでもOKのフレーバーって、いまのとおろミルクココア味だけなのです。
ホットのバナナ味やヨーグルト味がなんだかちょっと気持ち悪いのは想像できると思いますが、イチゴミルク味もマックシェイクのストロベリーに似た、ちょっとアイスクリームっぽい味なので、ホットには向いていないのです。
逆に、ポタージュ味は完全にホット専用なので、冷たい牛乳だとちょっと合いません。
冷製スープのような感じかと思いきや、紙コップで出てくる自販機のコーンスープのような味わいなので、コールドだとちょっと水っぽく感じてしまうのです。
そのため、じっしつてきにポタージュ味はホット専用という扱いでした。
そこにきて抹茶ミルク味なのですが、さすがに抹茶ミルク味ならコールドでも十分美味しいですし、ホットでも違和感なく飲むことができます。
ということで、ホットでもコールドでの飲めるけっこう貴重なフレーバーということになるので、もしかしたらレギュラーメニューとして登場する日は近いのではないかと予測しています。
さて、肝心の味なのですが、抹茶というより、牛乳と合わせて飲むタイプなので、なんとなく宇治金時っぽい感じがしました。
イチゴミルクの宇治抹茶バージョンという感じといいますか、たしかに冷たい牛乳との相性は非常によく、意外とあっさりしている印象でした。
セノビックは子ども向けの商品なので、ミルクココア味もバナナ味もどうしても甘ったるさがあったのですが、抹茶味は甘さを控えめに調整しているからなのか、のど越しも非常によく、セノビックのなかではもっともあっさりとしたテイストなのではないかと思いました。
特筆すべきは、牛乳ではなく、水で溶かしても良いという点です。
氷を浮かべてキンキンに冷やしたほうがより甘さが抑えられますし、若干水っぽくなる感じはあるものの、あっさりしたテイストで飲めるので、夏バテ時にはちょうどいい味かもしれません。
ただ、ちょっと気になっているのは、セノビックがあくまでも幼児から小学校低学年くらいまでを対象とした製品だということなのです。
というのは、おとなや中学生くらいの女子には抹茶味は歓迎されそうに思うのですが、小さな子供がはたして抹茶味を好んで飲んでくれるだろうか?と感じたからです。
もっとも、だからこそ期間限定のフレーバーということなのかもしれませんが、セノビックの醍醐味はこうした色々な味が存在することですよね。
今後も牛乳と混ぜたときに相性の良さそうなフレーバーが続々と登場してくるかもしれませんが、残念ながら抹茶味にもやはりオリゴミルは含まれていないようでした。
オリゴミルが何かについてはこちらで詳しく解説していますが、ミルクココア味にしか含まれていない栄養成分のひとつで、セノビックがセノビックであるがために欠かせない成分のひとつなのです。
このオリゴミルの存在こそが、セノビックの特徴でもあるので、成分を優先するならミルクココア味の一択にならざるを得ませんが、たまに気分を変えてみたい時などにはいいかもしれませんね。
なお、セノビックの抹茶ミルク味の原材料は以下のとおりです。
グラニュー糖、乳糖、麦芽糖、マルトデキストリン、抹茶、緑茶、食塩、食用油脂(大豆を含む)、卵黄ペプチド(卵を含む)/卵殻カルシウム、香料、ベニバナ黄色素、ビタミンK2、クチナシ青色素、ビタミンD、テアニン
原材料の一部に乳、卵、大豆が含まれているのはそのほかのフレーバーと同じです。
また、製造ラインでは小麦、落花生、えび、かに、牛肉、豚肉、鶏肉、ゼラチン、鯖、いか、鮭、オレンジ、りんご、バナナ、やまいも、まつたけ、カシューナッツ、ごまを含む製品を製造しているので、これらの食品にアレルギーを持っている場合は、アレルゲンフリーを選びましょう。