自作PC系メーカーのオリジナルPCといえば、ドスパラ、パソコン工房、マウスコンピュータの3メーカーが定番ですが、どのPCメーカーが選ぶべきかとなると、かなり迷ってしまいます。
特に、ドスパラとパソコン工房は、本当に甲乙つけがたいほどの切磋琢磨ぶり。
国内PCメーカーは、ほとんど太刀打ちできないだろうと思われるくらいにコストパフォーマンスに優れているからです。
マウスコンピュータに関しては、正直言って昔は良かったのですが、最近はあまり魅力を感じなくなってしまいました。
大昔のマウスコンピュータは、カスタマイズの幅も広く、価格も安くてよかったのですよ。
当時リリースされていたLUVマシーンシリーズにはずいぶんお世話になったものでした。
同じころ、ツクモがEマシーンシリーズを投入し、激安PC市場はさらに激化。
そのころ、hp(ヒューレットパッカード)などのエントリーモデルが10万円前後だったのに対し、だいたい7万円強でノートPCが購入できたのは魅力的でした。
でも、ここ数年のマウスコンピュータの自作系PCは、お世辞にも激安とはいえない価格帯のものが多く、割と無難な製品しか出てこなくなってしまった印象があります。
まぁこれも、上場してしまった企業の「危うい橋は渡れない」ことが影響しているのかもしれません。
そらにその後、大型PCショップメーカーの倒産などでひととおり業界地図が描き変わった後は、自作PCメーカー系の勢力図はいったん落ち着いた感じになりました。
いかに薄利多売のビジネスなのかを思い知る結果になったものですが、今現在、激安かつ自由度が高いという点では、やはりパソコン工房とドスパラの両者が二大巨頭となっています。
どちらのメーカーのPCも、ノートPC、デスクトップPCとも、5台ずつくらい買っている計算ですが、いずれのメーカーも甲乙つけがたいコストパフォーマンスを誇る製品ばかり。
買って後悔したことはまずないです。
今もなお精力的に最新モデルを立て続けにリリースしていて、相変わらずどちらのメーカーがいいとはいえない状況。
たとえば、パソコン工房は、からは、2011年末ごろからリリースが始まった200万台突破記念モデル、レサンセがPC業界の度肝を抜く爆安価格で、15.4インチのノートPCが29800円ポッキリながらも基本性能はバッチリ。
日本製PCならではの細やかなパーツチョイスで、有名ブランドメーカーのノートPCなら5万円以上するパフォーマンスを3万円を切る価格で実現しているので、コスパは最強の部類に入ります。
WEBカメラこそ付いていませんが、むしろそのほうが安全かもしれず、初心者さんやこどもへのプレゼントには最適な一台でしょうし、セカンドマシンとしては贅沢過ぎるかもしれない仕様です。
ちなみにパソコン工房の母体はユニットコムという会社で、日本でも最大手のパソコン周辺機器メーカー。
ツートップやフェイスなど、自作パソコン系のショップとして有名な店舗も、このユニットコムの一員です。
一方ドスパラは、大阪日本橋や秋葉原、名古屋の大須で古くから実店舗がある自作PCの老舗ショップ。
20年周年記念セールを開催していますが、1993年からの操業ってことで、windows95が出る前からある超老舗。
店舗数も多く、自作パソコンをやる人で知らない人はいないほど有名なメーカー、ショップです。
実は、ユニークな製品を多数販売することで有名なネットショップ「上海問屋」も、このドスパラ系列です。
ドスパラはクリテアというノートPCのシリーズが激安で、最近ではオリジナルのタブレットも発売するなど、パソコン工房の動きをにらんでか、いつも同価格帯の製品をぶつけてくる感じです。
それゆえにコストパフォーマンスは非常に高く、パソコン工房のように29800円のノートPCこそありませんが、corei3という最新のCPUを搭載したノートPCが4万円程度で手に入るなど、コストパフォーマンスのよさはパソコン工房に引けを取りません。
OSなしモデルを発売している点もポイントが高く、すでに何台もPCを持っている方には、選択肢が増えることでコストを極限まで抑えることができます。
どちらのメーカーのPCも、買って損のないPCだと思いますが、どちらかというとパソコン工房のほうが初心者向け、ドスパラは中上級者向けという感じだと思います。
パソコン工房の激安ノートPCは以下のバナーからたどれますが、わかりにくい場所にあるので注意が必要です。
ホームページに移動したら、ノートパソコンのタブをクリックすると、「29,980円から選べる」というメニューが表示されます。
異常だった円高もすっかり落ち着いて、お祭り価格は終わってしまいました。
最安値のノートPCは37980円からと、フィーバー時からすれば8000円ほど値上がりしてしまった状態ですが、ハードディスクやCPUなども軒並み価格アップしている状況なので、仕方ありません。
メモリに至っては、倍くらいに値上がりしていることも珍しくないので、オールインワンノートPCで37980円という価格は十分にお値打ち。
Windows7を搭載しての価格なので、対性能のコストパフォーマンスは相変わらず国内最高レベルだと思いますので、おすすめです。
ナビゲーションメニューの、「即納パソコン」>「即納パソコン特価セール」とたどれば、レサンセシリーズの最安値モデルを見ることができます。
同じくドスパラは、ノートパソコンというメニューをクリックすると、液晶画面のサイズ別にラインナップが表示されます。
どっちを選ぼうか迷ってしまうかもしれませんが、今回が自作系PCメーカーを初めて購入するという場合は、パソコン工房のレサンセを素直に選んでおく方がいいだろうと思います。
corei3というCPUに魅力を感じなかったり、セレロンとの違いを体感していないという場合なら、とりあえずは一番のエントリーモデルを買っておく方が無難です。
パソコン関連商品は、あっとういう間に陳腐化してしまうものですから、そのときに一番お買い得だと感じたものを選んでおくのが正解だと思います。
それにしても、本当に激安ですなぁ。