
ドコモ直系の低価格通信サービス「ahamo」なんですが、いわゆる格安SIMとはまったく異なるのです。
たしかに、月額利用料金だけ見れば「ほか安いサービスがいくらでもあるじゃん」と思われるかもしれませんが、じつはとんでもないサービスだったんです。
そうです。
ahamoの実態を知ると、ahamoのコスパが異常すぎてドン引きするかもなんです。
目次
ahamoは何がスゴいのか?
ahamoに用意されているプランは1つしかありません。
・月額2970円(税込)
・データ容量20GB
・国内音声通話が5分まで無料
とてもシンプルな構成なのですが、サービス開始が2021年3月と最後発にもかかわらず、2022年には300万契約を突破。
これほどまでに契約者数が増えた理由は、ズバリ「圧倒的なコスとパフォーマンス」です。
よくよく考えたら、ものすごく安いんです。
具体的には以下の通り
・大盛りオプション(月額1980円)を追加すればデータ容量が100GBに
・5分までなら国内通話が何回でも無料
・テザリングも追加料金なしで無制限
・海外ローミングも月間20GBまで利用可能
・格安SIMではなくドコモの純正回線なので通信速度の低下が一切ナシ
どうでしょうか?
「いや、そんなに安くなくない?」
と思われたかもしれません。
たしかに0円から数百円で利用できる格安SIMは「待ち受け専用の電話」や「予備の電話番号」として使うサブ回線にはもってこいです。
でも、メイン回線として使うには不向き。
なぜなら、通信容量が控えめになっていることで格安になっているからです。
その点、ahamoは格安SIMと同等レベルの利用料金にもかかわらず、標準プランのままでデータ容量が20GB。
なおかつ5分までの国内通話なら、どこに何度かけても無料。
これだけでもコスパが良いのですが、ahamoのスゴいところは、「見た目の価格」だけではないのです。
ahamoは新規契約事務手数料がいらない
ahamoには、他社回線や格安SIMとは異なる特徴があります。
それは、新規事務手数料やSIM発行手数料が無料だということ。
一般的な通信回線サービスだと、
・新規事務契約手数料として3300円
・SIM発行手数料として432円ほど
の初期費用がかかることが一般的。
ところがahamoはSIM発行手数料はおろか、新規事務契約手数料自体が存在しないのです。
じつはこれ、他社ではほとんど見かけません。
おまけに、新規契約でも、他社からの乗り換え(MNP)でも手数料はなし。
さらに、ahamoから転出する際でも手数料がかかりません。
それにもかからず、最低利用期間の定めもなし。
あまりにも気前が良すぎて、
「総務省にイジめられすぎておかしくなってしまったか?」
と思うほどのビックリ価格設定です。
MVNOではなく、ドコモの純正回線だからこその通信品質
ahamoの通信回線は非常に安定しています。
というのは、ドコモの純正回線だからです。
一般的な格安SIMサービスは、ドコモやソフトバンクの回線を再販することで成り立っている事業(MVNO)なのですが、それゆえに通信品質にはバラつきがあります。
とくに、利用者が集中するお昼休み時間や、夜の8時から10時ごろになると、速度や安定性の低下を免れることができません。
ところが、ahamoはドコモ回線そのものなので、利用者が重なることによる通信速度の低下がありません。
格安SIMではないからこそ、ドコモの純正ブランド回線だからこその優位性です。
大盛オプションを併用すれば、自宅の固定回線すら不要に
ahamoがコスパ最強といわれている最大の理由が、大盛りオプションの存在。
もともとahamoにはプランがひとつしかありませんが、オプションがあります。
それが、「大盛り」という容量追加オプションです。
月額2970円の標準プランは容量が20GBですが、1980円(税込)の「大盛りオプション」を追加すると、さらに80GB追加されます。
つまり、4950円で100GBが使えてしまうのです。
おまけにテザリングが無料で使えるので、日中にほとんど家にいない独り暮らしなら、固定回線がいらない状態になりえます。
わたしも年に数えるほどしか帰らない実家の固定回線でADSL(光回線より以前にあったネット回線方式)が廃止されて以来、光回線を契約しようか、はたまたホームWi-Fiのようなサービスを申し込もうか迷っていたのですが、
「あれ?100GBも通信できるのに毎月4950円で済むなら、わざわざ光回線を使う必要がないやん」
「使ってない端末やWi-Fiルーターをテザリング専用端末にしておけば、もはや固定回線と変わらんやん」
ということで、実家のネット回線として採用したくらいです。
せいぜい週末にアマゾンプライムで映画を見たり、ネットサーフィンをする程度にしか使っていないので、毎月容量が余るくらいです。
テザリングの利用料金も利用制限もナシ
テザリングでも利用制限がないため、たとえば100GBの大盛プランなら、すべての容量をテザリングで使い切ることもできてしまいます。
つまり、「固定回線のために契約する」という使い方だって全然アリということです。
ahamoは海外旅行でも強い
海外旅行が好きな人にとっては気になるローミング機能もahamoはカバーしてています。
そもそも格安SIMの場合、海外でのローミング(国際ローミング)ができなかったり、オプション費用が掛かるものが大半です。
「海外ローミング無料」と書いてあるサービスでも、2GBまでの利用制限があるなど、誇大広告気味なものまであります。
その点、ahamoは標準で毎月20GBまでの海外ローミングに対応しているので、旅行のためにSIMカードを用意したり、Wi-Fiを契約する必要がありません。
価格だけでは単純比較できないahamoの真価
最低価格だけでいえばahamoより安いサービスももちろんあります。
ahamo | 楽天モバイル | povo | LINEモバイル | UQモバイル | |
データ量 | 20GBまで2970円 100GBまで4950円 |
3GBまで1078円 20GBまで2178円 20GB以上で3278円 |
0GBなら0円 20GBまで2700円 60GBまで6490円 |
3GBまで990円 20GBまで2728円 |
3GBまで1628円 15GBまで2728円 25GBまで3828円 |
音声通話 | 5分までなら何度でも無料 5分以上は22円/30秒 |
専用アプリなら無料 | 22円/30秒 | 22円/30秒 | 22円/30秒 |
海外利用 | 海外82か国で20GBまで無料 | 海外66か国で2GBまで無料 | なし | 1日あたり2980円 | 1日あたり490円~980円 |
たとえばahamoの比較対象としてよく引き合いに出される楽天モバイルは、20GB以上使っても月額3278円で済むため、ahamoよりもコスパがよさそうに見えるかもしれません。
でも、楽天モバイルは4G通信・5G通信ができるエリアが狭いうえ、建物に入ると極端につながりにくくなるため、常用するメイン回線としてはちょっと心もとありません。
わたしも以前は
「容量が無制限なのに上限でも3278円なら安いな」
ということで、娘のメイン回線として契約していたのですが、通学時の電車やバスでもつながりにくく、学校・バイト先・自宅にいたっては全くつながらないということで、半年ほどで解約した経緯があります。
その点ahamoは日本中どこでも確実につながるドコモ純正回線のため、「場所や時間帯によってつながりにくい」という心配が一切ないことも安心です。
ahamoがおすすめな人は、ズバリこんな人
コスパが抜群に良いahamoは、
・通信費を安く抑えたいけどそこそこの通信容量は欲しい
という人はもちろんですが、
・自宅に固定回線がない人(Wi-Fiがない人)や、
・海外旅行の予定がある人
は、もはやahamo以外の選択がありえないほどです。
・国内通話5分までなら何度でも無料機能
・テザリングの追加料金なし&無制限
・海外ローミング機能が標準搭載(20GBまで)
・ドコモ純正回線なので通信速度の低下ナシ
・乗り換え(MNP)なら最新機種が5500円で購入可能
・新規契約事務手数料が0円
・転出時の手数料も0円
・最低利用期間の縛りなし
サブ回線として毎月の通信費を0円~数百円に抑えたい人には用途に合わないかもしれませんが、それなりに容量を必要とするメイン回線の維持費を極限まで安くしたい人には、これ以上ない選択肢だと思います。