セノビックは子どもに必要な5種類のビタミンや2種類のミネラルをバランスよく配合しているという紹介のされ方をしますが、そもそもビタミンとミネラルの違いはご存知でしょうか?
たとえばセノビックのミルクココア味の成分は、カルシウムやビタミンD、鉄分、ビタミンE、ビタミンC、ビタミンB2、ビタミンB1などが含まれています。
では、このうちどれがビタミンで、どれがミネラルかわかりますでしょうか?
答えは、カルシウムと鉄分がミネラルで、残りのビタミンD、ビタミンE、ビタミンC、ビタミンB2、ビタミンB1がビタミンということになります。
もっとも、ビタミンはAやBなどの記号の前に「ビタミン」という表記があるのでわかりやすいのですが、わかりにくいのがミネラルですよね。
では、ミネラルとは具体的に何を指しているのでしょうか。
答えは、自然界に存在する鉱物なのです。
そもそもビタミンもミネラルも、食品に含まれている栄養素ではありますが、ビタミンが炭素や水素、酵素、窒素などの有機化合物であるのに対して、ミネラルは無機物であるという大きな違いがあります。
無機物とは、はやいはなしが生きものではないということ。
つまり無生物であり、鉱物なのです。
自然界には鉄やカリウムやナトリウムなどの鉱物がありますよね。
銅や金や銀などの貴金属も鉱物の仲間ですが、ああいった鉱物には体にとって必要な栄養素が含まれていることが多々あります。
子ども向けサプリの主役であるカルシウムも、もとをただせば鉱物なのです。
ビタミンはニンジンやキャベツなどの野菜はもちろん、レバーや肉、卵などあらゆる食品で見かける機会がありますが、鉱物のミネラルも、身体がうまく機能するように身体にとって必要不可欠なものなのです。
ほかにもマグネシウムや鉄、亜鉛、カリウム、ナトリウム、マンガン、ヨウ素など、地球上には本当に様々なミネラルが存在しますが、そうしたミネラルの力も借りることで、わたしたちの身体は機能しているのです。
また、一見すると毒だと思われているミネラルも、じつは重要な役割を果たしています。
たとえば、ヒ素もミネラルの一種なのですが、一般的には毒のようなイメージを持たれていたりしますよね。
じっさい、ヒ素は半導体に使われることもあり、LEDや携帯電話・光通信などの材料として利用されることもあり、人体には強い毒性を持っているのですが、とくにわたしたち日本人は古来から海産物をよく食べてきました。
重要なタンパク資源として海産物を摂取してきたのですが、こうした海産物に含まれているヒ素は、工業用として利用されているヒ素とは異なる科学形を形成していて、ヒ素だからといって必ずしも有害なものとは限らなかったりするのです。
ただ、どんなビタミンもミネラルも、それ単体のみを頑張って摂取してもあまり意味が無かったりします。
つまり、過ぎたるは及ばざるがごとしの諺にもあるように、背を伸ばしたいからといってカルシウムだけを摂取しても骨がうまく伸びてくれないように、なんでもバランスが大切なのです。
もともとサプリという考え方は、多種多様な栄養素を摂取することが難しい諸外国で生まれた考え方で、「不足している栄養素を効率的に摂取するためのサプライ」としてサプリが開発された経緯がありますが、サプリ経由でビタミンやミネラルだけを摂取しても体は満足に成長しません。
よって、できるだけ食品から数多くの栄養素を摂取すべきではあるのですが、どうしても普段の食生活だけでは摂取することが難しい栄養素が出てくるものです。
成長期には多量のカルシウムが必要とされますが、普段の食生活だけでは満足できるカルシウムが摂取できないからこそ、セノビックやセノビーのような成長期向けサプリが存在すると考えていただいて、できることならなるべく普段の食生活から十分なビタミンやミネラルを摂取するように努め、足りていない分をサプリから補うという考え方を忘れないようにしたいものです。