寒い冬に自宅で過ごすとなると、エアコンや石油ファンヒーターなどの暖房器具が欠かせませんが、どうしても光熱費があがってしまいがちですよね。
とくに2022年の今年は原油価格の向上に伴って、灯油1缶あたり(18リットル)が2000円近くまで値上がりしています。
2021年初は灯油1缶あたり1350円前後だったものが、2022年初には1850円前後まで値上がりしているので、実に35%も値上がりしている計算。
コロナの影響でリモートワークが多くなっているだけに、自宅で過ごす時間が増えれば増えるほど光熱費が跳ね上がってしまう悪循環で家計を圧迫しています。
そんなとき、できるだけ暖房を使わずに済ませられる「着る毛布」は本当に便利でおすすめなのですが、いかにも部屋着・パジャマ感が丸出しの着る毛布はリモートワーク時にはちょっと困りますよね。
たしかに仕事終わりや休日に自宅で過ごすには最高の部屋着・ルームウェアなのですが、日中にちょっと外に出たいときもわざわざ着替えないといけないので面倒です。
そこでウィークデーの部屋着としてオススメしたいのが、ベンチコートなのです。
こんな感じのアウターです。
サッカーの監督がよく着ているような、ひざ下まであるスポーティなロングコートといえば想像していただけるのではないでしょうか?
スポーツ用品だけあって防寒性能や耐久性は、いわゆるファッションアパレルとは暖かさや丈夫さが雲泥の差。
アパレルメーカーがつくっているロングコートとは違って、暴風性能や防寒性能が段違いなのです。
さすが、過酷な環境でも耐えうるように作られている製品だけあって、あたたかさのレベルがまったく違いました。
わたしは近くの古着屋で見つけたベンチコートを3着ほど購入して常用しているのですが、ちょっとクルマで買い物に出かけたいときや、リモートワークのときなどにとても重宝しています。
ご覧のように裏地が裏ボアになっているのですが、まるで建築用の断熱材のような厚みがあって、若干重たさはあるもののすごく防寒性能が高いです。
日中ならこれだけでも過ごせるほどに暖かいので、石油ファンヒーターの温度設定も18℃前後で済んでおり、かなり灯油の節約になっています。
こちらはチャンピョンのベンチコートですが、厚めで硬めの裏ボアにキルティング加工された裏地がついているので足元まで暖かいです。
ダウンジャケットのようにモコモコしていないので着ぶくれず、かさばらない点も動きやすさに寄与していますが、さすがはスポーツアイテムだなと思いました。
なによりひざ下どころかふくらはぎ付近まで長さがあるので、とにかくあたたかくて重宝しています。
着る毛布は着る毛布で快適さやあたたかさで優れているのですが、機動性や機能性という点ではスポーツブランドのベンチコートは本当におすすめなので、リモートワークが多い方には常用アウターとして、ぜひ候補に入れてみてほしいと思います。
おすすめはテニス用品ブランドで有名なヨネックスのベンチコート。
価格も少々お高めですが、バイクでも寒くないと評判の暖かさです。
ユニセックス仕様なので、一家に1枚でもあれば使いまわせて便利だと思います。