今回は寒い冬の通学や通勤にお役立ちの超暖かい裏ボアタイツのご紹介です。
今年は雪の日が多く、例年以上に寒すぎる冬の朝なのですが、早い時間の通学や通勤は本当につらいですよね・・・。
駅まで歩く10分くらいの間に体が完全に冷え切ってしまい、ついつい体調も崩しがちです。
そんななか、娘に頼まれて買ったタイツなんですが、裏起毛タイツを通り越して、驚異的に暖かい裏ボアのタイツなのです。
まるで裏起毛のズボンや、毛布をまとっているかのような暖かさ。
もともとは娘から
「この裏起毛のタイツがほしい」
「ともだちが履いててめっちゃあたたかいらしい」
というので言われるがままに購入してみたのですが、評判通りものすごい暖かくて快適だと喜んでいました。
アマゾンで注文したら翌日には届いたのですが、こんなシンプルな梱包。
通販専用商品だからなのか、ジップロックみたいな袋に入っていました。
前回購入した際にあまりにあたたかくて気に入ってしまい、今回が2回目のリピート購入なので驚きはありませんが、梱包だけ見ると「大丈夫なんかこれ・・・」って感じはするかもしれません。
ZAPOOSというメーカーで、1足1660円です。
タイツの割にはけっこうな値段なので、当初はグンゼやワコールのような国内の有名メーカー製のほうがいいのではないかと思っていたのですが、さすがにこんな肉厚で分厚くてあたたかいタイツはお目にかかれませんでした。
梱包状態からして高級感や信頼感はないのですが、見た目はタイツにしかみえない特殊防寒タイツなのです。
裏起毛タイツはよく見かけると思いますが、たいていはフリース地になっているので、人によってはちょっとチクチクするかもしれませんよね。
でも、このタイツは裏起毛は裏起毛でも、ボアタイプなのです。
しかも、毛布のような長めの毛足になっているので、履き心地がとてもすべらかで、びっくりするほど暖かいのです。
光の加減でうまいことボアの感じが撮影できていないのですが、こんな感じの密度です。
ここ最近はよく1200デニールタイツを見かけますが、この裏ボアタイツはおそらく1200デニールどころではありません。
デニールとは、タイツを編んでいる糸の太さを表しています。
糸を9000mに伸ばしたときの重さによってデニールの数字は決まります。
そのため、20デニールといえば、9000mに伸ばしたときの糸の重さが20gという計算になります。
一般的なストッキングは20デニール前後で、25デニール以上のものがタイツとされています。
1200デニールということは9000mに伸ばした糸が1200gもあるということで、それだけ密度が高くて暖かいという証明になっているのですが、この裏ボアタイツは1200デニールどころじゃない暖かさです。
娘曰く、「裏ボアのジャージを履いているのと変わらないくらい暖かい」だそうで、雪が降るような寒さの通学時でもかなり快適に過ごせるようになったらしいです。
ちなみに今回は通学用としての購入だったので、透けていないタイツタイプを選んだのですが、ストッキングのように見える光沢と透け感のあるストッキングタイプと、まったく透けていないタイツタイプがあり、対応気温も「-15℃~5℃」「0℃~15℃」「12℃~25℃」用と、まるで寝袋のラインナップみたいに3つあります。
本州だとどれだけ寒くても0℃を下回る日は少ないので、「0℃~15℃」用を選択しましたが、十分すぎるほどの温かさと好評でした。
通学や通勤だとスカートをはかざるをえなくて、毎朝「こんなに寒いのにかわいそうだなぁ」と思っていたのですが、ずいぶん寒さがやわらいだらしいのでとてもいい買い物だったなと思いました。
ただし、表面に毛玉ができやすい素材なのと、厚みがあるために乾きにくいので、毎日履いていく場合は2~3足を用意してローテーションすることをおすすめします。
今回わたしが2足目を購入したのもまさにローテーション目的のためなのですが、それくらい気に入ったらしいので、寒い朝の通学や通勤にぜひ試してみてほしいと思います!