
カップ焼きそばといえばUFOじゃなくペヤング派なんですけれども、コンビニで珍しいものを見かけたので、思わず買ってみました。
「ペヤングやきそば」ならぬ、「ペヤング焼き蕎麦」です。
見た目にも和風なテイストなんですけれども、いったいどんな味なのか興味がわいてきてしまいました。
ただ、似たような味だと区別がつかないんじゃないかと思い、食べ比べてみることに。
今日はもうこれで腹いっぱいになってしまいそうなので、体に悪いこと覚悟で2つ分いきます。
開封すると、こんな感じ。
なんつーか、見た目は完全にカップそばですね。
ふたを開けた瞬間に香る匂いも、こりゃ間違いなく「ドンベイ」や「緑のたぬき」の匂いです。
まぁ、この時点ではうまそう。
ノーマルペヤングのかやくは、おなじみのきゃべつがメイン。これに、薄味のソースに、スパイスに、ふりかけです。
一方の蕎麦タイプのペヤングは、揚げ玉っぽいものにネギと、完全にソバのかやく。おまけにソースには、「つゆ」と書いてあります。
「あれれ?これ、もしかして本当にソバなんじゃないの?」「湯切りしちゃいけない、普通の蕎麦なんじゃないの?」と心配になりますが、何度見てもやっぱり湯切りするみたいです。
心配しつつも湯切りしたのが、これ。
うーん?やっぱり完全に蕎麦ですな。
ソースを入れて混ぜたのが、これ。
これで完成ってことになります。
さて、さっそくいただくとしますが、まずはノーマルペヤング。
相変わらずの香ばしさと、昔懐かしい素朴なお味。
その昔、ベビースターには70円のカップ焼きそばがあったのですが、あれと似たような、なんともいえない「変わらない味」を感じさせるノスタルジー。
やっぱり最高にうまいです。
で、肝心の蕎麦のほうですが、これ、かなり微妙。
天丼にかかっている甘ダレのようなソースなので、焼きそばの味とはぜんぜん違います。
ラーメンから汁を省いた「まぜそば」ってのがはやっていますが、あれの日本そば版みたいな感じ。
これはこれで、こういう食べ物があるという認識はできますけれども、和風焼き蕎麦って感じではなく、完全に「色モノ扱い」の味だと思いきや、ネット上では結構絶賛されているみたい。
味には好みがありますから、わたしにはちょっともの足りませんでしたが、どうやら女性にはあの甘辛い不思議な味が受けているみたいです。
この前は激辛ペヤングなんてものもありましたが、ペヤングはチョイチョイこういった企画をやってくれるので、ファンとしてはついつい手を出してしまいますが(苦笑)、まぁこれはあんまり美味しくなかったなぁと。
というわけで、店頭で見かけたらついつい手にしてしまいそうですけれども、ノーマルペヤングファンな方は、あまり期待せずに買ったほうがいいんじゃないかと思いますよ~。
というか、これフツーにカップ蕎麦として売り出してくれたら嬉しいのになと。
薄味で、素朴で、あっさりしている点がペヤングテイストの醍醐味だと思っていますので、ペヤングのつくるカップタイプの日本そばは、かなり美味しそうな気がしますよ。