3人兄弟で、高校3年生の長男が185cm、高校1年の次男が175cm、中学3年生の三男が145cmという知り合いがいます。
中学生の三男だけが極端に背が低いのです。
といっても、高校生になってから背が急激に伸びるケースもありますし、父方が外国人という長身家系なので遺伝的にも十分に期待はできるはず。
そのうち伸びるだろうと周囲は楽観していました。
ところが、本人としてはかなり気に病んでおり、牛乳を飲んだり、小魚を食べるなどのカルシウム摂取はもちろんのこと、暇があればジャンプしたりと、伸びをしてみたりと、ずいぶん頑張っているみたい。
ちなみに、ジャンプを繰り返すと足腰が強くなることで太ももがものすごく太くなるそうですが、だからといって背が伸びる効果はないんだそうです・・・ということは本人は知りません。
「そんなに過剰に頑張らなくても、それで伸びるというわけでもないし、何もしなかったからといって伸びないというものでもないし、気にすることないよ」
そう元気づけられていました。
でも、本人は気が気ではありません。
コンプレックスがストレスになってしまうようであれば、それはそれでかわいそう。
足のサイズは25cmと決して小さくはなく、おそらく将来的には180cm近くまで伸びるのではないか?と周囲には思われていたのですが、仮に身長を伸ばすことと直接関係がなかったとしても、「やれるだけのことは、やっている」という気持ちを持たせることは、非常に意味があるだろうと思います。
というわけで、もともとは小学生の妹が飲んでいたセノビックを出費を覚悟で飲ませることにして1年経ったわけですが、高校に入学する3か月ほどまえから急激に背が伸び始め、現在は157cmになりました。
さらにそれから半年後の現在は、すでに165cmに。
もっとも、うえの二人があまりに身長が高いので、本人としてはまだ少し不満があるようですが、「これ、効いたんじゃね?」と勝手に思っているようです(苦笑)
飲み方としては、朝食と一緒に1杯。風呂上りに1杯。
飲み始めは合計2杯というペース配分でしたが、運動前に飲むとより効果的だと知ったらしく、学校に持っていきたいと言い出したそうです。
ただ、冬場はいいとして、夏場に水筒に牛乳を入れてもっていくのはさすがに抵抗があります。
そこで、クラブ活動の前にセノビックを飲むのは無理だということで、カルシウムグミを併用していました。
わたしが4ケース持っていたので、1ケースをあげて飲んでみてもらったところ、「ちょっと苦いけど普通においしい」ということで、半ばおやつのような感じで食べていました。
カルシウムグミもセノビックも目的は似たようなものですが、場所を選ばずに手軽に食べられるという点では、サプリタイプのものも便利ですね。
ということで、決してセノビックやカルシウムグミのおかげで背が伸びたとは思っていないのですが、自分なりに努力をしているという気持ちを盛り上げてあげることは悪くないと思いますので、プラシーボを兼ねての摂取も悪くないのかもしれません。
後日談:
その3兄弟なのですが、あれから4年たった今、彼らはどうなっているのかといいますと、長男は183センチ、二男は180センチ、三男も182センチと、3人ともめっちゃデカくなってます。
遺伝の要素の方が強いのかもしれませんが(苦笑)、やるだけやって、ちゃんと早寝早起き、規則正しい生活をしつつ運動をすると、ちゃんと成長するということですね。
ちなみにさらに、長男は医学部に進学して医者に。次男はラッパーに。三男は芸人というびっくりするような将来が待っていようとは、そのときは知るよしもないのでした。