カルシウムグミを食べてみた


カルシウムグミという、こどもむけのタブレットというかグミを食べてみました。

カルシウムグミ

こどもの身長が気になっていたので、ロート製薬のセノビックを前々から愛用しているのですが、同じくカルシウム系のアイテムということで気になっていました。

それが、カルシウムグミという健康補助食品。

いわば、こども用のサプリみたいなものです。

牛乳に溶かして飲む、セノビックやアスミールのようなタイプとは違って、グミになっているところがユニークな点です。

水で飲み込む錠剤や粉末タイプではなく、おやつのような感覚で食べられます。

テレビCMなどは行われていないのでマイナーなアイテムですが、意外と人気があったりします。

じつは、子供向けのサプリメント市場はアメリカでは非常に大きなシェアを占めています。

ご承知のとおり、アメリカは肥満大国とも言われている国であることと、社会保障が充実していないために原則自己責任がゆえの高額な医療費。

そのため、普段の健康管理に気を使う人の数は、日本とは比べ物にならないほど多いのです。

そうした理由もあって、アメリカでは子供にもサプリを与える親は多いのですが、いかにも薬のような体裁だとアメリカの子供だって嫌がります。

そこで、グミという形状で提供されていることが多いのです。

たとえば、下記の写真のような感じです。

アメリカのカルシウムグミ

ただ、日本では認可されていない成分が含まれていることもありますし、そもそも味が合わない可能性だってあります。

その点このカルシウムグミは、国内メーカーがつくっているグミなので安心感があります。

実際に届く商品は、こんな感じ。

カルシウムグミを買ってみた

ものすごくしっかりした梱包で、豪華な冊子も入っていました。

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広告上手な会社の商品はあまり好きではないのですが、このカルシウムグミに限っては宣伝要素が少なめ。

じょうずな利用方法(というか食べ方)について詳しく書かれた冊子が入っているだけだったので、これは親切だなと思いました。

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価格は1セット(2箱で1セット)が7980円と、試しに購入するにはちょっと勇気がいる価格。

ただ、1箱に180粒入って1カ月分ということで、けっこうな量が入っています。

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1日に6粒のペースで食べるようなので、量としては2箱で2か月分ってことになります。

1カ月当たりに換算すると、約3500円。

1日あたり100円弱と考えると、まぁそこまで高くない感じです。

1粒あたりだと16円くらいの計算ですから、駄菓子屋さんのゼリーを食べてるようなものだと考えれば、そこまで負担には感じないかもです。

ひとつ注意点があるとしたら、食べ過ぎの心配です。

味が割とおいしいので、子供の自主性に任せると確実に食べ過ぎてしまうと思います(苦笑)

なので、これは親が「はい。これ今日の分な」と6粒ずつ与えないと、ダラダラと食べてすぐになくなってしまいそうなので、そこだけは注意が必要だと思います。

これで役立つと思ったのが、付属のケース。

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このケースに1日分だけを入れておけば、問題解決ですな。

わたしは自他ともに認めるグミマニアなのですが、これに似ているグミはちょっと見当たらない感じ。

その代り、味として近いのは、マルカワのフーセンガムでもなく、バブリシャスでもなく、メントスでもなく、ロッテの「ふーせんの実」というガムの味に似ていると感じました。

グレープというより、ぶどうの味です。

甘味が控えめで、甘ったるくないです。

歯磨きした直後にたべてみたら、カルシウム特有の軽い苦みが感じられたので、カルシウムがしっかり入っているだろうなぁと想像できます。

小魚などを食べたときに感じられる、石灰質のあの苦みです。

カルシウムグミの特徴のひとつとしては、糖衣錠になっている点。

薄い被膜状に覆われていて、軽く噛むとすぐに割れるあの感じです。

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グミでいえば、果汁グミではなく、ポイプルみたいな感じです。

はじめて見たときは、

「グミなのに、なんで薄い糖衣状にしているのだろう?」

と疑問に思いましたが、よく考えられているなぁと後になって気付きました。

というのは、市販されている果汁グミなどは、袋の中にグミがそのまま入っているため、気温が高くなるとベチャベチャに溶けてしまうことも多いですよね。

かといってハリボーのガミーベア(熊の形のグミ)ほどの硬さだと、こどもにとっては歯ごたえが良すぎ。

そんなわけで、気温が高いときでもベチャベチャせず、ほかの粒とくっつかないように、こうした糖衣錠にしているのかしら?と思ったのですが、そうだとしたらよく考えられていると感心しました。

M&Mのマーブルチョコみたいな感じです。

もっとも、噛む力が弱い3歳児くらいだと、固くて噛めないでしょうし、小ぶりな粒といっても飲み込むと危ないと思いますので、幼稚園の年長~小学1年生くらいの「自分でしっかり噛める」というくらいには成長している子供さんの方がいいと思います。

普段の規則正しい生活、食生活、運動、睡眠があって、そのうえで牛乳などの食品だけでは取得しきれなかったカルシウムを補うという使い方がいいんだろうなと思います。

このカルシウムグミも、いわば単なる「食品」なので、あくまでも「からだにいい食べ物」くらいの認識のほうがいいんだろうなと思います。

ところで、カルシウムグミの販売サイトを見てみると、ものすごく凝ったつくりになっているので、商売上手だなぁと感じていたのですが、実際に食べてみると、これは広告が上手だから売れているだけというわけではないと感じました。

これだけ長年にわたって愛用されている様子を見ると、

「効果に過剰な期待はしないにしても、こどもも気に入って食べてるし、まぁカルシウムもちゃんと採れるし、おやつを買い与えるのと変わらない程度の出費だから、まぁいいか」

ということで支持されているんじゃないかと思います。

実際、わたしなんかは毎日缶コーヒーを5本ほど飲むわけですが、1本減らせば余裕で足りる金額ですし、こどものためにちょっと我慢しようかな(苦笑)くらいの感じです。

カルシウム不足はイライラやストレスの原因になるといわれていますから、計算問題や根気のいる自由研究などをおこなう必要がある時期には、特にいいなと思います。

どちらも単なる健康補助食品ですし、それゆえに併用して摂取しても副作用が生じるとは考えにくい程度の摂取量です。

ちなみにヨーグルト味もほんのりクリーミィな味わいで、ほのかな酸味がさわやかな味わいですが、たぶんこどもはグレープの方が好きそうな気がします。

グミ状で日持ちもするので、牛乳が飲めなかった日や、体調が良くなかった日などに備えて、非常用アイテムとしてストックしておくという考え方も悪くないと思います。

牛乳、小魚、ヨーグルトなどももちろんですが、カルシウムを摂取するバリエーションを複数持っておくにこしたことはないです。

栄養補給のために食べている子供もいれば、乳製品が苦手な子供のために与えている親御さんもいます。

また、プロゴルファーや女子プロサッカー選手を目指している子供たちの間でも好評のようですので、スポーツをさせている家庭でも人気があるようです。

どの味がおすすめか?

現在カルシウムグミには、イチゴ味、グレープ味、ヨーグルト味の3種類がありますが、わたし個人としてはグレープ味かイチゴ味を選んだ方がいいと感じでいます。

カルシウムグミ

というのは、やっぱりカルシウム独特のほろ苦さがあって、子どもが嫌がる可能性があるからです。

子どもの舌って、年齢が若ければ若いほど敏感なのです。

たとえば、うどんやそばを食べているときに、一味唐辛子の粉がたった1かけら入っているだけでも、辛いという反応を示します。

わざびやトウガラシなどの香辛料は大人には大人気ですが、それだそれだけ味覚が鈍化しているという証明でもあるので、辛いものが平気だというのは、老化現象の一種ともいえるのだそうです。

それだけ子どもは味覚が鋭いということなのですが、カルシウムグミのヨーグルト味は割とプレーンな味付けなので、ほろ苦さが目立つように感じました。

じっさい、6歳の子供に食べさせてみたところ、グレープ味だと平気だったのですが、ヨーグルト味だけは苦みが嫌みたいで食べてくれなかったので、けっきょく近所のお兄ちゃんにあげてしまいました。

その点、グレープ味やイチゴ味は、ほろ苦さを覆い隠すようなテイストになっているぶん、ヨーグルト味よりはるかに苦みが感じられません。

なので、子供が小さければ小さいほど、初めて注文するときは、イチゴ味かグレープ味を選ぶことをおすすめします。

⇒カルシウムグミの公式ショッピングサイトはこちら


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