小学生から中学生までの成長期に人気のセノビック。
効率よくカルシウムが摂取できるということロングセラーになっています。
わたしも入園前だった娘に熱心に飲ませていたファンなのですが、今回は一緒に食べるとナイスなオリジナル料理があるので、ご紹介したいと思います。
用意する食材は、「ピーマン」と「ちりめんじゃこ」だけ。
あとは砂糖とお醤油のみです。
めちゃ簡単に作れるのですが、かなり栄養価が高い自信作となっています。
なおかつ、背を伸ばしたいという要望を持っている人に見合った理由があります。
じつはこれ、わたしが子供のときによく食べさせられていた家庭料理なのです。
当時はわたしもずいぶん背が低く、親が心配してこのような料理を出していたらしいです。
なので、オリジナルのつもりなんですが、すごく単純な料理なので、似たようなレシピは公開されているかもしれません。
ということで、カブリは承知で掲載するのですが、「ピーマンと、ちりめんじゃこの炒め物」をご紹介します。
つくり方もすごく簡単ですが、これなら子供も「ご飯に合う」といって食べてくれます。
ピーマンとじゃこの炒め物のつくり方
出来上がりの写真しか必要ないほど単純な料理でが、完成形はこのような感じになります。
もう、ふだん料理をされているお母さんには、作り方がすぐに分かったのではないかと思いますが、いちおう説明します。
まず、ピーマンを輪切りにして、中のタネをきれいに取り除きます。
そのあと、さっとピーマンを水洗いします。
フライパンに油を適量ひいて、まずはピーマンを傷めます。
ピーマンにちょっと焦げ目がついてきたあたりで、ちりめんじゃこを投入します。
そのまま軽く炒め続けますと、ちりめんじゃこが乾いてきて、飛び跳ねてきます。
ちりめんじゃこに焦げ目がついてきて、香ばしい匂いがしてくるまで炒めます。
このくらいまで炒めたら、今度は醤油と砂糖を加えます。
甘辛い感じにするわけですが、そのまま炒め続けて混ぜ合わせますと完成です。
たぶん、ピーマンを切るところから、完成までで、5分もかからないかもしれません。
醤油と砂糖の甘辛い味付けなので、ピーマンの苦みや臭みもなく、ちりめんじゃこが適度な塩っけを出してくれますので、ご飯がけっこうすすむ味になっております。
なぜセノビックとピーマンなのか?
ちりめんじゃこはカルシウムの源だということは判っていただけると思いますが、ではなぜピーマンなのかといいますと、ピーマンにはビタミンPと、カリウムがたくさん含まれているからなのです。
ピーマンといえば子供が嫌いな野菜のナンバー1に君臨する食材ですよね。
これだけ長い間、子供に嫌われる野菜であるにもかかわらず、いまもなお消えることなく給食や食卓に登場し続けているのは、それだけピーマンの持つ栄養価が優れているからなのです。
ひとまずピーマンという食材のおさらいをしておきます。
旬は6月~9月。1個につき約80mgのビタミンCが含まれていて、レモンの倍以上の栄養価を誇ります。また、ビタミンAも豊富に含まれています。
ビタミンAとビタミンCは細胞を活性化してくれますが、子供はもともと新陳代謝がとんでもなく活発なので、あまりその恩恵は感じられません。
ではなぜピーマンなのかということなのですが、ズバリビタミンPの存在なのです。
ヘスペリジンとも呼ばれるビタミンPは、ビタミンCの酸化を防いでくれるだけでなく、毛細血管を丈夫にしてくれますので、カルシウムがたっぷりと含まれた血液が骨に十分にいきわたる効果が期待できるのです。
それだけではありません。
それは、カリウムがたくさん含まれていることです。
カリウムは食塩の摂り過ぎによる高血圧に対して除圧作用があるのですが、じつはかなり重要な役割なのです。
というのも、小学生から中学生くらいの時期って、スナック菓子やカップラーメンなど、食塩濃度の高い味を好みますから、知らず知らずのうちに塩分を摂り過ぎの状態に陥ることがあります。
とくに男の子だと、カップラーメンって大好きですよね。
そんなときでも、ピーマンに含まれているカリウムが適度にナトリウムを排泄してくれますので、身体を正常な塩分バランスに保ってくれる働きが期待できるのです。
よって、普段の食生活で減塩を気にする大人よりも、むしろ何も気を使わない子ども向けだともいえます。
カリウムのほかにも、カルシウム、鉄などが豊富な点も見逃せません。
そういうと、
「セノビックでカルシウムは取れるのだから、わざわざカルシウムは必要ないのでは?」
と思われがちなのですが、じつはそうでもないのです。
というのは、なにを原料としたカルシウムなのかが重要だからです。
セノビックは、様々な体質に合うようにオーソドックスなカルシウムを含んでいます。
ところが、ライバル製品のアスミールの場合、魚の骨由来のカルシウム、胡麻由来のカルシウム、サンゴ由来のカルシウムなど、複数の素材から生成したカルシウムが採用されています。
意外と知られていませんが、同じカルシウムだったとしても、それが何が原材料のカルシウムなのかによって、体への吸収効率が異なるのです。
つまり、体質によっては吸収しにくいカルシウムもあるということです。
そこで、できるだけ色々な食材からカルシウムを摂取することが望ましいのです。
いわば、カルシウムのバリエーションを増やしておくということです。
ピーマンも意外とたくさんのカルシウムが含まれているので、成長期には最適な食材だということになります。
たいていの野菜は熱を加えるとほとんど栄養が失われてしまって、栄養をとっているつもりになっているだけということも多いのですが、ピーマンは熱処理を加えても栄養価がほとんど損なわれないことでも知られています。
よって、できる限り、ピーマンを使った料理を出してあげることが、成長期の子どもには効果的だと思っています。
参考になりましたら幸いです。