
windows7の64bit版を使うことの最大のメリットは、何といってもメモリ上限4GBの壁を越えられるという事。
メモリの価格がものすごく安くなっているので、増設をするなら今だということでDDR3のメモリを探していました。
最近のデスクトップマシンは、メモリがDDR3なことが主流になりつつありますが、嬉しいのは1枚で4GBのメモリが存在すること。
DDR2では、1枚あたり最大2GBのメモリしか見当たらなかったため、スロットが2つしかないPCの場合は4GBが上限でしたが、1枚で4GBのメモリなら、2スロットしかなくても8GBまで増設することができます。
省スペース型のPCや、ミニタワー型のどんなデスクトップPCでは、メモリスロットが2つしかないことも多いです。
2GB×2枚の4GBでも十分なメモリ容量ですが、どうせなら大容量のメモリを積みたいところ。
そんなとき、1枚で4GBのメモリなら、メモリスロットが少ないPCでもスロットを無駄することなく8GBもの大容量メモリを搭載することができます。
そこで安価なメモリを探していると、自作機メーカーとして人気の高いドスパラで発売されているDDR3が驚くような激安価格で売られているのを発見。
限定価格だとのことですが、4GB×2の合計8GBにもかかわらず、5670円という価格は、本当に信じられない激安価格。
1枚当たり3000円を切る価格で、大容量のメモリを手に入れられるのは、本当にいい時代になりました。
デスクトップパソコン用のメモリの中でも、DDR3(SDRAM-DIMM)には、現在3つの速度が存在します。
この速度のことをクロック数といいますが、PC3-12800(DDR3-1600)と、PC3-10600(DDR3-1333)と、PC3-8500(DDR3-1066)の3つがあります。
数値が大きいほど速度が速いのですが、どのメモリを選んでも普通に動きます。この速度の違いは体感できるほどの差はありません。
(まれに、高級サーバー機種に使われているマザーボードでは、搭載するすべてのメモリクロック数同じでなければ警告が出るものもありますが、非常にまれです。)
今回ドスパラで販売されているメモリは、速度がPC3-10600と高速なタイプで、メーカーもシリコンパワー製ということで信頼性もバッチリ。
これは買いだということで、早速購入しました。
即日配送のために、翌日には到着しましたが、AMD Phenom™II X6 1065Tの自作PCに増設してみたところ、当然のことながら動作にまったく問題なし。
まず動画のエンコード速度が劇的に向上したことに加え、フォトショップなどの画像編集系ソフトやブラウザを大量に同時起動しても、モッサリすることなく動くことに感動です。
ソフトの動作はCPUのマルチコアによるところが大きいですが、安定性を確保しようとなると、やはりメモリの大きさも大いに関係があるようで、応答なしになってしまうことが無くなりました。
メモリはどれだけ大きくても困らないものですが、windows7の32bit版や、WindowsXPを使っている場合でも、メモリを仮想ドライブにするユーティリティをつかうことで、有効活用することができます。
もし増設を考えているなら、底値の今がおすすめです。
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