先日購入したドスパラの激安ノートPC、プライム ノート クリテア DX2ですが、Windows7の64bit版をインストールしてしばらく使っていると、なぜかブルースクリーンになって落ちることがありました。
最近のノートPCは、自作機メーカー製といえども、汎用品を使って製造されているため、メーカー独自規格が満載のメーカー製ノートPCよりも、トラブルシューティングをしやすい利点があります。
まずは、チップセットのアップデートを試みてみました。
インテルのサイトに行くと、必要なドライバを自動的に探してくれるので、そのまま該当するチップセットドライバをアップデートしてみました。
ただ、これでも症状が改善されなかったため、ブルースクリーンのエラー画面を一覧表示してくれるフリーウェアを使って、原因を探ってみることにしました。
bluescreenviewというユーティリティソフトで、ブルーバックになってしまった原因の一覧が、時系列準に並ぶ優れモノです。
実をいえば、購入した初日にドライバのインストールに失敗してしまった覚えがあるので、薄々原因は気が付いていましたが、念には念をということでチェックしてみます。
すると、何度も「athrx.sys」と表示されている部分が、ブルースクリーンの原因だと表示されていますが、これは無線LANのアダプタ周りのドライバです。
やはり無線LAN周りがネックとなっていることがわかりました。
プライム ノート クリテア DX2は、マザーボードにモバイル インテル® HM65 Express チップセットが使われていますが、無線LAN周りは、IEEE802.11 b/g/nとブルートゥースと有線LANがコンボになった「AR9002BW」というキットが組み込まれています。
このAR9002BWは、アセロスというアメリカの半導体メーカーの製品で、特に無線LANのチップベンダー としては業界でも有数のシェアを誇っているとのこと。
ノートPC用の無線LANアダプタとして組み込まれている製品も多くあるようで、製品自体に問題はないのですが、ドライバが少し古いものだったようで、早速アップデートを行います。
ドライバファイルをダウンロードしてきたあと、ドライバの更新を行います。
すると、ひとまずはブルースクリーン状態はおさまったようです。
どうやら、電源周りの制御がうまく働いていなかったようで、システムエラーを起こしていた様子です。
64bit版のwindows用のドライバ周りは、こうした自力での情報収集が必要になることもありますが、OSを自前で組み込もうとしているユーザーなら、だいたい一度は通ってきた道だと思いますので、トラブルシューティングも容易にできるのではないかと思います。
それにしても、スペック対価格のコストパフォーマンスでは、他メーカーの追随を許さないほどのお得さなので、もしもOSのインストールやドライバ周りのインストールに不安がある方は、OSインストール済みモデルの購入をおすすめします。
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