別の記事でも書いたTrancendのMP860のようなポータブルオーディオプレーヤーを車で利用したいとなると、FMトランスミッターが必要になります。
FMトランスミッターとは、オーディオ信号をFMラジオの電波として送信する送信機のことで、このトランスミッターを介してオーディオ信号をいったんラジオ電波に飛ばし、それを車のカーラジオで受信するという、簡易放送局のような役割を持つカー用品のひとつです。
そうした周辺機器が欲しいと思ったときにまずチェックするのが、エレコムのわけありショップです。
この、エレコムわけありショップで購入したものは数え切れず、いろいろと紹介したいのですが、今回のFMトランスミッターも超激安で、なんと４８０円。
聞いたこともないようなメーカーの製品ならいざ知らず、エレコムといえば日本でも有数のパソコン周辺機器メーカー。
そんなエレコムが、あまり売れなかった商品や、自社の箱潰れ商品などをアウトレットとして販売しているのが、エレコムのわけありショップなのですが、今回入手したこのLAT-FM110もなかなかナイスな一品です。
外装はこんな感じ。
特に箱が潰れている様子も無く、全くの新品同様です。
色は何種類かありますが、わけあり商品なので全ての色が選べるという訳ではありませんが、今回は白をゲットです。
入力端子は、ステレオミニジャック仕様になっています。カール状になったステレオケーブルも付属していますので、断線しにくく、絡みにくく、便利です。
飛ばせる電波のバンドは、８８．１、８８．３、８８．５、８８．７の、合計４つの中から選べます。スライドスイッチタイプなので、操作に迷うことがなく、かえって便利です。
写真では分かりづらいのですが、このトランスミッターの特筆すべきところは、フロント部分にＵＳＢ端子があることです。
たいていのポータブルプレーヤーは、ＵＳＢによる給電が可能なので、とても重宝するのです。
また、ポータブルプレーヤー以外にも、携帯電話や、DSなどの携帯ゲームにも利用できるため、あって損はない端子です。
また、本体が邪魔にならない角度に折れ曲がるので、トランスミッター機能や充電を利用しないときでも違和感がありません。
その他、フロント部分にあるランプも、ボタンを押すたびに色が変わりますので、ちょっとしたイルミネーション機能も兼ね備えています。もちろん、オフにすることもできます。
ノイズが多いというレビューもありますが、使う車やエリア、走行状況にもよるだろうと思います。
これだけの機能がついていて４８０円というのは超激安価格だと思います。
わけあり商品なので、在庫が日々変動してしまいますが、安価で安心できるFMトランスミッターをお探しの方には、ぜひおすすめしたいと思います。
仕様：
■接続可能機器(オーディオ入力)：車内で音楽を再生可能で、ステレオミニジャックを搭載した機器
■接続可能機器(出力先)：FMラジオを搭載したカーステレオ
■送信周波数：88.3/88.5/88.7/88.9MHz(スライドスイッチによる切り換え)
■FM電波到達距離：5m(見通し,電波の到達距離であり、ノイズ/音のひずみ/音の途切れ/受信不能状態等が発生しないことを保証する距離ではありません)
■指向性：無指向性
■コネクタ形状：ステレオミニジャック ×1
■設置方向：指定無し
■冷却ファン：無し
■筐体材質(カラー)：ピンク
■入力電圧：DC+12V(シガーソケットより供給)
■外形寸法(幅×奥行き×高さ)：43.7×22.5×152.2mm(高さは最大値,突起部を除く)
■質量：70g
■付属品：オーディオケーブル(ステレオミニプラグ - ステレオミニプラグ) 1本,マニュアル 1式
