ダンヒルのライターを親父にもらったものの、着火用の石が減っているようで火がつきませんでした。
100円ライターもあることだしと、しばらく放置していたのですが、自分でも簡単に交換できることがわかったので、早速交換を試みることにしました。
ダンヒル専用のフリント(着火石)には、2種類あります。
ローラーガスライター専用の赤色(LA1201)と、ユニークライター専用の青色(LA1101)です。
どちらも9個入りで600円~700円程度で販売されています。
本体横にローラーが付いているタイプのダンヒルは、赤を使うとのことでした。
ただ、ジッポーのオイルやフリントと違って、ダンヒル専用のフリントはデパートやたばこ専門店などでしか手に入らないことが多いです。
かといって、わずか600円程度の石を買うためにネット通販するのも、なんだか面倒ですよね。
そもそも、ライターの石に600円はけっこうな値段・・・。
それに引き替え、ZIPPO社のオイルライターや、ZIPPO社のBLUガスライターなどに使うための純正フリントは、100円ショップでも販売されています。
値段も安く、6個100円で売っていました。
そこで、メーカー的にはアウトなのは承知のうえで、モノは試しにとジッポーのフリントを使ってみることにしました。
石の交換が今回が初めてなので、最初は石の取り外し方がわからずに難儀しましたが、この部分を奥に押し込みます。
すると、石の交換用のスロットがピョコっと現れます。
ここに石を差し込んで、グイッと押し戻します。
これだけで交換作業は完了ですが、ジッポーの石でも問題なく着火させることができるようになりました。
9個で600円のダンヒル専用フリントと、6個で100円のジッポー用フリントだと、ジッポーの石のほうが圧倒的に安いのですが、石の硬さが微妙に違うらしいです。
ZIPPOのフリントは、ライター側のヤスリの目が粗いため、石はすこし硬め。
ダンヒルのフリントは、とくにローラータイプのヤスリの目が細やかなので、石はかなり柔らかめに設計されているそうです。
このことは、発火させたときに削れる石のきめ細やかさをみてもわかるようです。
ダンヒルライターを大事に使いたいという方は、なるべくダンヒル純正の石を使用されるほうがよいと思いますが、急場しのぎには十分に役割を果たしてくれますので、ダンヒルライターの石の交換で困ったら最寄りの100円ショップに行ってみましょう。
純正品を購入される場合は、携帯用のダンヒルには赤を使ってください。ブルーに比べて太く、赤みがかった石です。
青はユニークライター、ドレス、ジェムライン、シルフィード、卓上モデルなどに使用されるもので、青みがかった石です。
ぜひ、大切にお使いください。