Amazonでも大絶賛のMP3プレーヤー、Transcend MP3プレーヤー MP860 8GBを買ってみました。
ipod touchはいちおう持っているのですが、itune経由でなければ楽曲の移動などができないため、特定のPCとの専属契約になりがち。
ソニーのウォークマンにしても、アップルのipodにしても、課金システムや著作権がらみでそうした「複雑な同期システム」が採用されているのですが、便利な反面、不自由に感じることもあります。
その点、昔ながらのMP3プレーヤーは、USBで接続するだけで、外付けドライブのように扱うことができるので、曲の出し入れがとっても簡単。
仕組みが単純な分、扱いやすいという点では、まだまだMP3プレーヤーに分があります。
なにより嬉しい点は、こうしたMP3プレーヤーは価格が非常に安いということ。
ipodのようなタッチパネルによる近未来な操作性、多機能性、アプリなどはありませんが、通常のプレーヤーとして使う分には全く支障がないレベルで、むしろそうした単純な機器の方がトラブルが少なくて安心感もあります。
MP3プレーヤーといっても、液晶画面は付いているし、動画の再生もできるしで、もはや単純な音楽プレーヤーという範疇を超えた機能を持っているプレーヤーが多数発売されていますが、今回購入したこのトランセンドのMP860は、多数の好レビューのとおり、素晴らしい出来です。
さて、早速届いてみると、まずはその絶妙なサイズ加減と、使い勝手の良さに感動。
付属品は取扱説明書とUSBケーブル、専用シリコンジャケット、ラインケーブルなど。
シリコンジャケットが標準で付属している点も嬉しいところで、車のダッシュボードや机に置いたときでも滑りにくだけでなく、手に持ったときのホールド感があるので、落としにくいです。また、落としたとしても衝撃を和らげてくれるので、相当強い衝撃でもない限りは、壊れにくそうな印象です。
本体はちょうどタバコと同じくらいのサイズで、手に持ったときの薄さ加減もちょうどいい感じ。
操作パネルのほかに、側面には端子やホールドスイッチがあります。
スピーカー、ライン入力端子、ヘッドホン端子、USB接続端子のほか、録音開始スイッチ、ホールドスイッチ、さらにマイクロSDカードのスロットまであります。
あくまでもモニタリング用途なのでしょうけれど、こもりが少なく、内蔵スピーカーとしてはいい音してます。
各国語で記載されたカラーのマニュアルも、非常に分かりやすい作られているので安心です。
液晶画面も光沢タイプで非常に明るく、美しいです。
最初は中国語表記になっているのですが、12ヶ国語(!)の中から言語設定ができるので、日本語表記もバッチリです。
動画を操作する際も、本体のボタン操作で行えますので、タッチパネルよりもかえって操作性が良いです。
肝心のデータ移動は、USB接続で行います。USB接続すると、ドライバのインストールなどの必要も無くあっさり認識。マイコンピュータには、外付けドライブとして表示されています。
USBで接続時には自動的に充電も行われていますので、これまた便利です。
音楽や写真、動画などのフォルダがあらかじめ用意されているので、該当するフォルダにデータをドラッグで移動させるだけという手軽さ。
届いてすぐに、直感的に使い始められる手軽さは、ipodやウォークマンなどのプレーヤーにはないものです。
アマゾンでの実売価格は5980円でしたが、8GBの容量で音楽ファイルはもちろん、動画の再生もできて、写真も見られて、ラジオも聴けて、ボイスレコーダーにもなって、本体にスピーカーまで内蔵。
さらにSDカードも使えるから、容量のアップも自在。
まさにオールインワンのメディアプレーヤーというところなのですが、この内容でこの価格とあれば、大絶賛も納得の一台でした。
トランセンドのMP860、サブ機器として使いたい方にも、超おすすめします。
現在は姉妹機種といえるMP710のほうがよく売れていて、現役バリバリです。
発売からけっこう経過しているにもかかわらず、いまでもベストセラー商品としてよく売れているようです。
たしかに、ものすごく使いやすいですし、音も決して悪くありません。
今でも人気商品なようで、在庫の状況が刻々と変わるようですが、アマゾンで在庫アリのときに買うのが入手しやすさ、価格の面でもいいと思います。
子供が音楽を聞きたいというけれど、スマホを持たせるのはちょっとなぁっていう場合に最適な選択だと思います。
落として割ってしまうようなこともありませんので、ジョギングや勉強の友としても役立ってくれると思いますよ。
ちなみに、トランセンド製ではありませんが、ベストセラーなMP3プレーヤーを紹介しておきます。
価格が安いのに高級感もあり、なおかつブルートゥースまで内蔵されていることが爆発的なヒットの理由です。
タッチパネルなので、物理キーがないと嫌だという人もいますが、スマホ全盛時代の現在では使い勝手に不自由を感じることも少ないと思いますので、候補に入れてみてもいいと思います。
どうしても物理キーがあるほうが安心だという方は、さらに値段が安いです。
上記の2機種はいずれもAGPTEKというメーカーなのですが、激安価格にもかかわらずサポートに定評があり、いずれも大ヒット商品かつ絶賛レビューが多数あります。
本当にいい時代になったものだと思います。
スペック詳細:
■ 2.4インチQVGA (240 x 320 pixel) のフルカラーTFTディスプレイ
■ マイクロSD/マイクロSDHCカード拡張スロット
■ MPEG4 SP(Xvid)、 FLV ファイルの再生*
■ MP3, WMA, WMA-DRM10 (保護音楽ファイル), OGG, FLAC フォーマットの音楽ファイルに対応
■ FMラジオ(FM録音、20局を設定可能)**
■ 同時歌詞表示機能(Winamp等の歌詞入力に対応したソフトウェアが別途必要)
■ 内蔵マイクロフォンとダイレクトラインによる録音
■ 内蔵スピーカーでイアホンなしで音楽が聴けます
■ ボイスレコーダー機能と特定のトラック箇所を繰り返し再生するA-Bリピート機能
■ プレイリストビルダーで独自の音楽を構成
■ パワーセービングスクリーンセーバーと自動シャットオフ機能
■ 13言語に表示対応(英語、ドイツ語、フランス語、日本語、韓国語、ギリシャ語、ロシア語、スペイン語、イタリア語、ポルトガル語、トルコ語、簡体中国語、繁体中国語)
■ データ転送/ストレージが可能なUSBメモリ
■ 10-180分後に自動的にパワーオフするスリープタイマー設定
■ SRS WOW HDやカスタマイズユーザーEQを含む11のイコライザー効果
■ 充電式リチウムイオンバッテリーによる電源供給(フル充電で最大22時間の連続音楽再生が可能)***
■ コンピュータとの接続と高速データ転送を行うミニUSBポート
*再生可能なFLVファイルの解像度は320x240まで
**ラジオモードでオプションメニューを表示して、「FM周波数帯」を日本(Japan)にすることで設定可能
***スクリーンセーバーを有効、歌詞表示機能を“Disable”に設定した場合