もしもクレジットカードを作るなら、楽天カードとイオンカードを選ぶべきだというのが持論ですが、今回は楽天カードの優れたところを紹介してみたいと思います。
個人的にはクレジットカードに対してあまり良い印象を持っていないタイプなので、実生活でもなるべく使わないようにしていますが、ネット通販の場合は使わざるを得ないお店・シーンも多いので、必要最低限の装備ということで、今現在は楽天カードとイオンカードの2枚持ちをしています。
そもそも「クレジットカードを使うことで得する」なんてこと自体が幻想だと思っているのですが、クレジットカードじゃなければ買えないものがあったり、カードを使おうが使わまいが、ぜったいに消費しなければならないものもあります。
そこで、どうせ支払うのであれば、何かしらの還元がされるクレジットカードを使いたいなぁくらいの低いモチベーションで、「どのクレジットカードを使うと一番良いのかしら?」ということになるのですが、個人的なおすすめとしては、「クレジットカード最強の組み合わせはこの2枚」でも理由を紹介しているように、楽天カードと流通系カードの2枚持ちです。
楽天カードはネットでの消費に使い、流通系カードはリアルでの消費に使う。
用途をシンプルに割り切ることで、カードを使うことによるポイントの還元先を集約させることが目的です。
楽天カードのメリットは、なんといっても分かりやすいところです。
どこでどんな買い物をしても、1%のポイントがつく。
とってもシンプルです。
近所のホームセンターで購入しても、楽天カード経由で支払えば、1%のポイントがつくということで、楽天ショップをそれなりに利用する生活なのであれば、それなりに使い勝手は良いと思います。
また、楽天ショップでの買い物は、現金や代金引換便で購入しても、購入金額の最低1%はポイントがつくのですが、楽天カードで決済をすれば、無条件にさらに1%が上乗せされることになります。
わずか1%なので、仮に年間に100万円以上を使ったとしても1万円の差にしかなりませんが、どのみち楽天で購入するのなら、カードでポイントが貯まった方が嬉しいです。
ただし、楽天カードの広告ページには、「ポイントがいつでも2倍」という書き方がされていますが、これはちょっとズルい書き方だと思います。
というのは、ポイントが3倍の商品だからと言って、合計6倍になるわけではなく、4倍になるだけだからです。
具体的には、ポイント3倍キャンペーンをやっている1000円の商品があるとして、楽天カード以外の決済を使うとポイントは30ポイントですが、楽天カードを使ったからと言ってポイントが60ポイントになるわけではなく、40ポイントになるだけです。
通常は1%という前提での1%上乗せなので、楽天としては「ポイントが2倍」という言い方をしているわけですが、意図的に誤解を生む誇大広告ともいえますよね。
この点はくれぐれも誤解しないように気をつけましょう。
(損をするわけではないのですが、やっぱりちょっと、ガッカリしますから・・・)
そのほかの特徴としては、
・ポイント加盟店ならポイントが最大3倍
・楽天カード感謝デーならポイント3倍
・カード会員限定の10倍ポイントキャンペーン
・Wポイントサービスで6の付く日はポイント2倍
などもありますが、せいぜい付けたし程度の特典なので、楽天カードの実質的なメリットは、
・楽天ショップで買い物をすれば、ポイントがさらに1%上乗せ
・どこで使っても、購入金額の1%は楽天ポイントがつく
だけです。
ですが、「ポイントをゲットするために、要らないものまで買ってしまう」というような、手段と目的さえ逆転しないようにさえ気を付けていれば、充分にメリットが享受できると思います。
といっても、アレコレ見ているとついつい余計なものも欲しくなってしまうので、そもそもそういった場所(楽天サイト)内に近寄らない方が節約できるんだと思いますが(苦笑)
ちなみに、年会費が必要な「プレミアムカード」なるものもありますが、これは全く不必要です。
誕生月はポイントが3倍、空港ラウンジが使えるなどの特典がありますが、こんなものは全然役に立たないので、絶対に不要です。
年会費が無料の通常のシルバーカードで充分ですので、ぜひご注意を。
あと、付帯させる与信会社にはVISA、マスター、JCBの3つが選べますが、どれを選んでも全く同じです。
強いて言うならVISAにしておく方が若干使える店が多い印象なので、どれにしようか迷っている場合は、VISA系列にしけおけばよいと思います。