ダイニチの石油ファンヒーター「FW-3214S-S」を買ってみた。

長い間使っていた石油ファンヒーターが故障してしまったので、さっそく新しい石油ファンヒーターを買ってきました。

fw-3214s

木造9畳・コンクリート12畳用のタイプです。

時間に余裕があるならアマゾンなどで購入するのですが、もう完全に真冬モード。

さすがに「1日も待てない!」という寒さのため、あわてて近所で購入することに。

いちおう、価格コムなどで最安値の相場を見つつも、「寒すぎて耐えられないので、2000円くらいの差なら、もう買っちゃおう」というつもりで出かけました。

まずホームセンターに見に行ったところ、どうやらコロナびいきのお店だったようで、セール品として販売されていた機種がコロナのものばかり。

木造=9畳・コンクリート=12畳用としてセールをやっていたのは、コロナの「FH-G3214Y」という機種で、値段は税込9980円。

おまけに不要になった石油ファンヒーターを1台引き取ってくれるということで、このまま買ってしまおうかと悩みました。

ただ、コロナの「よごれま栓」という構造があまり好きではないのです。

ワンタッチで灯油タンクのフタが開くことで人気ではあるものお、過去にタンクの取り出す際に器具にひっかけて灯油をぶちまけてしまった記憶があったため、ちょっと怖く感じて今回もパス。

ダイニチの製品を探してみましたが、ほかにはちょっと高級なトヨトミの機種しかみあたらなかたっため、あきらめて今度は家電量販店へ。

向かった先は、ショッピングモール内に入店しているジョーシン。

すると、運よく台数制限ありのセールを行っていました。

アラジン製の「AKF-P328N」が9800円。

ダイニチ製の「FW-3214S」が8480円で、税込でも9158円という大特価。

josin

アラジン製の方はすでに完売していましたが、もともとダイニチ製の石油ファンヒーターが欲しかったため問題なし。

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ネットの最安値でも税込、送料込で9800円くらいのお店ばかりだったため、思いがけず安く買うことができました。

で、さっそく持ち帰って開封ですが、相変わらずメインクーンが「わしのエサ?」みたいな顔で邪魔してきます。

nekoneko

「わしのやから。フォッフォ」というわけで無視しつつセットアップ。

左側が、今回購入した「FW-3214S-S」です。

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右の古い機種は、今回故障した2001年製の「fhy-30gs3」ですが、FW-3214Sは、出力がアップしているにもかかわらず、さらに一回り小さくなっています。

ダイニチ製の石油ファンヒーターは、タンクの形状が昔から変わっておらず、古い機種のタンクがそのまま使える点も嬉しいです。

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故障してしまった石油ファンヒーターのタンクには、まだずいぶん灯油が残っていたため、移し替えるのが面倒だなぁと思っていたのですが、そのまんま差し込むことができたので、ひとまずこれで残った灯油を使い終わってから処分することに。

このあたりでは、石油ファンヒーターを不燃ごみとして出せるため、処分に困ることもなく、たいへん満足できる買い物となりました。

使い勝手は相変わらずの良さで、点火速度も40秒かからない感じ。

暖房性能もよく、パワフルに即暖してくれる点は、さすが石油ファンヒーターです。

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いちばんスタンダードなタイプにもかかわらず、エコモード、タイマー、チャイルドロック、大きめの液晶に警告音と、必要十分すぎる性能でした。

石油ファンヒーターは、わたしのような都市ガスの通っていない地域に住むものとしては、もはや欠かせることのできない暖房器具のひとつ。

アラジンのレトロっぽいデザインも捨てがたかったのですが、やはりダイニチ製の石油ファンヒーターを買ってよかったと感じています。

追伸:

実際に数時間使ってみての再投稿ですが、ダイニチの石油ファンヒーターがすごいのは、安全対策に積極に取り組んでいるところでしょうか。

たとえば、石油ファンヒーターを使っているときに灯油がなくなってくると、電源を落とさずにそのまま灯油タンクを引っ張り出す利用者が多いのだそうですが、これはとても危険な行為で、場合によっては引火して火事になることがあります。

ただ、どれだけ周知しても、やっぱりやってしまう人はやってしまいますよね。

ところが今回購入したモデルでは、電源が入っている状態で灯油タンクを取り出すと、電源が自動的に切れる仕組みになっていました。

写真で見ると分かりますが、タンクボックスの底にセンサーがあり、これが押されていないと電源が入らない仕組みになっています。

sensaa

そのほかに、灯油タンクも進化しています。

キャップはワンタッチタイプではありませんが、「赤い線が見えなくなるまで締めろ」という警告文があったり、灯油の残量が見える窓が、より見やすく改良されていたりと、もうこれ以上改善するところが無いと思える状態にもかかわらず、「へぇ、よく考えられているなぁ」と思わされる仕様になっています。

tanku

灯油の補給状況も、より見やすくなりました。

joukyou

ガソリンと間違えて給油しないよう、大きな警告シールもあります。

keikoku

スタンダードモデルだからといって、こういう安全面には一切手を抜いていない点も、ダイニチに好感が持てる理由です。

あ、そうそう。

背面を見てみると、いままであった「ホコリフィルタ」がなくなっていたのですが、これ嬉しいですね。

fanless

ホコリを大量に吸い込むのか、あのフィルターの掃除が面倒だったのですが、フィルターがなくなって、その代わりに細かい穴がボディにそのまんま空いている感じに変わってました。

これは掃除も楽そうです。

というわけで、これから石油ファンヒーターを購入されようとしている場合は、かなりおすすめなメーカーですので、ぜひ検討してみてください。

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