パナソニックのドラム式洗濯機、NA-VX3300Lを買ってみた

パナソニックから発売されているドラム式洗濯機「 NA-VX3300L」を買ってみました。

NA-VX3300L

日立のタテ型洗濯機からの買い替えです。

7キロタイプのタテ型洗濯機を使っていたのですが、もう気が付けば7年くらい使っていました。

洗濯のあとに送風機能はありますが、完全に乾燥させるためのものではなくって、あくまでも気休め程度の乾燥です。

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とくに不調なことはないのですが、さすがにこれだけの年数を使っていると、カビ臭くもなりますし、もうそろそろ買い換えてもいいかなぁと思っていたところでした。

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そんなとき、たまたま出向いた家電量販店で、ドラム式の洗濯機を見つけます。

「ヒートリサイクル 風アイロン ビッグドラム BD-V3600L」という機種です。

ドラム式洗濯機のことは前々から知ってはいましたが、「高級で手が出ないほど高い」と思いこんでいました。

でも、最近は10万円チョイで売られているエントリーモデルがあることを知り、すっかり心はドラム式洗濯機に。

当初は、日立のビートウォッシュシリーズの8キロを考えていたのですが、あと1万円ほど出せば、あこがれのドラム式洗濯機が買えるかもしれないと思うと、ちょっとそわそわしてしまいました。

調べてみると、ヒートポンプ方式かどうかが重要だと知ります。

ドラム式洗濯機の醍醐味といえば、乾燥までやってくれるところ。

洗濯から乾燥までを全部やってくれる点こそが、ドラム式洗濯機の最大のメリットだと思っています。

その乾燥の際、昔ながらの単なる温風方式だと、乾燥させている間、ずっとドライヤーをかけているような状態になるため、電気代がめちゃめちゃかかることと、衣類がずいぶん痛むということを知ります。

ということで、ヒートポンプ式であるかどうかが第一チェックポイントですが、このビッグドラム BD-V3600Lは条件をクリア。

実売価格で10万円チョイにもかかかわらず、基本機能が充実していることでバカ売れしているようでした。

ただ、ネックになるのが設置場所。

洗濯パンという防水枠のなかに洗濯機が置いてあるのですが、7キロのタテ型洗濯機でもけっこうイッパイイッパイです。

寸法を測ってみたところ、もうギリギリどころか、排水溝の真上に脚がくる格好なので、「これは無理かなぁ」とあきらめかけていました。

そこで候補に挙がったのが、パナソニックのNA-VX3300Lという機種。

ビッグドラムよりも若干スリムな形状なので、これなら設置できるかもしれないと思いました。

よって、もしも設置できるならBD-V3600L。無理ならNA-VX3300L。それも無理ならあきらめる・・・ということでジョーシンさんに現地調査に来てもらったところ、残念ながらビッグドラムは横の壁に当たってしまって設置不可でした。

でも、NA-VX3300Lならギリギリ設置可能との判断。

それぞれ甲乙つけがたい機種だったので、ドラム式が置けるなら、どちらでも歓迎ということで、NA-VX3300Lをしたのでした。

設置の当日、古いほうの洗濯機を運び出してもらったタイミングでさっと掃除です。

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いやぁ、ここにも設置してから5年くらい経ちますので、ずいぶん汚かったです。

重量のあるものなので、まるで引っ越しのようです。

NA-VX3300L-2

なんとか設置していただいたわけです。

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みてみると、本当にぎりぎりでした。

NA-VX3300L-3

洗濯洗剤や柔軟剤はここから入れるわけですね。

NA-VX3300L

ということで、さっそく使ってみましたが、とにかくパワフル。

タテ型洗濯機ではぜったいに不可能なくらいの回転力で洗ってくれるのですが、その割には音が静か。

脱水のときにクィーンという大きいモーター音がしますが、なんといいますか、新幹線やハイブリッドカーに乗っているときのような音で、うるさいとは感じませんでした。

というわけで、我が家にやってきた初めてのドラム式洗濯機、NA-VX3300Lですが、やっぱりタテ型洗濯機からのリプレースだと感動もひとしおです。

もう、とにかく便利のひとこと。

「これで、干す手間もなくなるわけやね」と非常に感動しましたです。

ヒートポンプ機能があるので、乾燥させるときの電気代も安いだけでなく、とにかくふっくらとやわらかく仕上がるのがびっくり。

柔軟剤が要らなくなりました。

昔ながらの乾燥器や、旧型のドラム式洗濯機は、乾燥方式がヒーター方式。

これはドライヤーを2時間くらいつけっぱなしにしているのと同じ状態なので、電気代がめちゃめちゃかさむだけではなく、衣類の傷みも激しいのです。

というのは、100度の温風で乾燥させているので、乾くけれども、カピカピになってしまうのです。

ところが、ここ最近になって登場しているヒートポンプ方式は、衣類から出る湿気を適度に還元させながら、40~60度くらいの温風で乾かすため、電気代も安いうえに、衣類へのダメージがほとんどありません。

夏場の乾燥しているときに外に干すくらいなら、この洗濯機で乾燥までさせた方が、むしろふんわり仕上がっていいくらいです。

洗濯から乾燥までさせても電気代が15円~25円くらいとのことなので、毎日使っても負担がありません。

毎月の電気代がどのくらい変わるか心配していたのですが、いつもと変わらないくらいの電気料金だったので、乾燥機能を使っていることによる電気代の上昇はほとんどないってことになります。

このふんわり乾かしてくれる機能があまりに優秀なので、冬場のダウンやらウルトラライトダウンやらもポイポイ放り込んで乾燥までさせてみましたが、ダウンがめちゃめちゃふんわりしていて、クリーニングに出したみたいになって驚きです。

エントリーモデルとはいえ、タテ型の洗濯機に比べれば高いのですが、クリーニング代や、梅雨時期にコインランドリーに行って乾燥させるくらいなら、多少高くてもドラム式を買った方がお得なんじゃないかと思って購入したのですが、もっと早く買っておけばよかったと後悔したくらいです。

干さなくてもいいので家事は楽になるし、ちょいちょい使っていたコインランドリーにもいかなくて済むようになるし、クリーニングに出していたものも洗えるようになるしで、おそらく1年で差額分のモトはとれちゃいそうです。

ちなみに購入価格もジョーシンさんに頑張っていただけました。

BD-V3600Lだと送料・設置台込みで100800円。

NA-VX3300Lだと、送料・設置代・リサイクル料金込みで118000円にしてくれるということで即決。

やっぱりこういった大型家電は、設置の可否を調べたり、設置のときの想定外などが起こりがちですから、多少金額が高くなったとしても、ネット通販で買わない方がいいだろうなぁと思いました。

それにしてもジョーシンさん、安い。

価格コムのプリントを持っていったところ、それと同じ値段以下にしてくれました。

全部の店で同じ対応になるかはわかりませんが、在庫もあって、翌日には設置。

こういった小回りの利くところが、家電量販店の良さでもありますねぇ。

こまごまとした家電やパソコン関連商品はあいかわらずアマゾンで買ってしまいますが、さすがにこうした洗濯機や冷蔵庫は楽天で購入する気になれません・・・。

仮に購入したとしても、リアル店舗のあるネットショップで購入する方が安心だと思います。

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