
IIJmioをはじめとする格安SIMカードを申し込むときに悩むのが、SIMカードのサイズ。
通常のSIMカードに加えて、最近のスマホに多いナノSIM、さらに小型化されたナノSIMの3サイズがあります。(SDカードと同じようなものですね)
もちろん、今使っている端末のSIMカードサイズに合わせて申し込めば良いのですが、いつまでも同じ端末を使うとも限りません。
それに、SIMカードのサイズ変更は有料になっていることが多いので、将来の機種変更に備えて、なるべく汎用性の高いSIMカードを選んでおきたいということになります。
わたしのおすすめは、もっともサイズの小さいナノSIM。
今の端末が標準SIMだったとしても、マイクロSIM仕様だったとしても、あえてナノSIMに申し込んでおき、変換アダプタでサイズアップしてしまうことです。
じつをいえば、SIMカードのサイズは3つあれども、ICチップ面の位置やサイズは3つとも同じです。
ナノSIMだけが少しICチップの面積が小さいのですが、もともと標準SIMをカットしてつくられているものなので、標準SIMを上手にカットすることができるのであれば、自分でサイズダウンしてしまうことも可能なのです。
しかし、カットをするのは勇気がいりますよね。
そこで一緒に買っておきたいのが、SIMカードの変換アダプタ。
各社から100円~500円前後で発売されているのですが、なかでもおすすめなのが、今回アマゾンで購入したMobeeのSIMカード変換アダプタ。
・ナノSIM⇒マイクロSIM
・ナノSIM⇒標準SIM
・マイクロSIM⇒標準SIM
の3セットが1つのパッケージに収められているのですが、全部で100円という激安価格なのが気に入りました。
実際に届いたのがこれです。
余りに安かったことと、この先も色々な機種で使うことになるだろうと思い、5セット買っておきました。
これが今回使う予定のナノSIMカード。IIJmioのデータ通信カードです。
ご覧の通り、爪くらいのサイズしかありません。
これを標準SIMカードのサイズにしようということなのですが、この変換アダプタは単にくりぬかれているだけではなく、粘着力のある透明フィルムが施されてあります。
こんな感じ。
こんな風にSIMカードをはめ込んで使います。
フィルム部分はシールになっているので、SIMカードが抜け落ちないようにはなっていますが、粘着力が弱いものもありますので、できればセロテープなどでしっかりと留めておくことをオススメします。
ひとつだけ注意点を挙げるとすると、スロットインタイプの端末に使う場合は、注意が必要だということです。
たとえば、以下のSC-03Dのように、電池のフタを開けてSIMカードを挿入するタイプであれば問題ありません。
引っかかって取れなくなる可能性も低いですし、途中で抜け落ちてしまっても、変換アダプタだけを割ってSIMカードを指で引き出すことも出来るからです。
しかし、本体の横から挿入するようなスロットインタイプのSIMカードだと、もうお手上げです。
電極部分がツメになっているので、引っかかってしまうと引き抜くことも出来なくなってしまいます。
こうなると、自分で本体を分解するか、修理に出すかしか選択肢がなくなってしまいます。
よって、変換アダプタを併用してSIMカードを利用する場合は、くれぐれも変換アダプタとSIMカードが外れてしまわないよう、しっかりセロテープなどで密着させておくようにしましょう。
ちなみに、ナノSIMを変換アダプタで標準SIMサイズにしても、もちろん問題なく電波をキャッチしています。
ということで、格安SIMカードの導入を検討されている方は、ぜひ変換アダプタも一緒にゲットしておきましょう!