大阪では知らない人がいないほどの有名中華料理店でもある551の蓬莱で、大阪名物のひとつとなっているぶたまんを買ってみました。
買ってみましたと言っても、これが初めてではなく、もう何十回も食べている定番のファーストフードのひとつなのですが、とても美味しいので、ぜひ紹介してみたいと思います。
蓬莱は、ほうらいと読みます。
もともと蓬莱は、中華レストランなのですが、レストランの蓬莱としてよりも、テイクアウトが可能なアイスキャンデーや、ぶたまんのお店としての方が有名。
難波の商店街と千日前の商店街を結ぶ角にある店舗には、毎日行列ができているほどの人気で、この光景はもう何十年も変わっていません。
肉団子、ちまき、ゴマ団子、アイスキャンデーなども販売されていますが、一番人気はやはり『ぶたまん』です。
関西地方では、肉まんという名称よりも、ぶたまんという名称の方が一般的ですが、これもおそらく551の蓬莱の知名度によるところが大きいのだと思います。
なぜ「551」なのかというと、創業当時の電話番号が551だったからなのだとか。語呂もよかったため、「ココが一番」という願いを込めてつけられたのだそうです。
ちなみに、551は吉本芸人によるCMも伝統のひとつとなっていて、古くはピンクダック、トゥナイト、なるみなどが歴任しています。
関西で有名なぶたまんとしては、551の他に「ふたみ」のぶたまんも有名ですが、どちらかというと、ふたみのぶたまんの方が甘めで、からしとの相性でいえば、圧倒的に551のぶたまんの方がおいしいと思っています。
さて、551のぶたまんは、本格中華の味わいながら、値段はなかなか手頃です。
2個入りで320円。
4個入りで640円。
6個入りで960円。
10個入りで1600円。
個数によって値段が安くなるということはないので(ボリュームディスカウントがないので)、2個入りを3セット購入しました。
ここでぶたまんを買って、近鉄のアーバンライナーの社内で食べるという流れも、何十年も変わらない光景のひとつでもありまして、もしも近鉄電車で名古屋方面に向かう際には、お弁当代わりにもいいです。
1つのボリュームが非常に大きいので、2つも食べればお腹いっぱいです。
一緒につけてくれるからしとの相性も最高なので、最初はそのまま食べて、次はからしをつけて食べてと、2つのバリエーションが楽しめます。
行列しているといっても、とても手なれた感じで客さばきをしてくれますので、待つのはせいぜ5分程度。
大阪土産としても喜ばれると思いますので、大阪に立ち寄る機会があるときには、おすすめです。
ちなみに、近鉄難波駅の券売コーナーの奥にあるコンビニでは、551のぶたまんの冷凍バージョンを購入することもできます。
すぐには食べないけれど、お土産として買って帰りたいという場合には、冷凍を買って帰るのも手です。
また、551のぶたまんは、楽天やらスーパーでの販売は一切行われていません。
なので、もしも食べてみたいという場合は、蓬莱の公式ページにあるオンラインショップでの通販ということになりますが、やはり出来立てを食べるに勝るものはありませんので、近くに立ち寄る機会があるときは、ぜひ店頭や車内で食べて見られることを強くおすすめします。