ダイニチの石油ファンヒーター FW-567Lを買ってみた

ダイニチから発売されているスタンダードな石油ファンヒーター、FW-567Lを買ってみました。

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ご覧の通り、ウォームホワイト(W)を選んだので、型番的にはFW-567L(W)という表記になるようです。

対応している広さは、木造で15畳、コンクリートで20畳なので、たいていの家庭のリビングでは必要十分なクラスだと思います。

今回はAmazonで購入しましたが、幸いにして在庫があり、送料無料で19800円と、近所の量販店より5000円近くお値打ちに購入することができました。

ダイニチから発売されている家庭用の石油ファンヒーターのシリーズラインナップ的には、最高級機種であるDXシリーズ、スタイリッシュなFXシリーズ、機能充実のLXシリーズ、液晶モニタが大きく設置されているLEシリーズに次いで、最もスタンダードなモデルとなるLシリーズとなるなわけですが、必要十分すぎるほどの基本性能で、車で例えればカローラみたいな感じですかね。

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FW-567Lシリーズのカラーは、プラチナシルバー、プラチナゴールド、ホワイトとあるのですが、今回購入したホワイトだけは先の2つのプラチナカラーシリーズとは違い、オフィス機器のようなやわらかな白で、あまりメタリックな質感はありません。

どんな部屋にも溶け込むやさしい感じのデザインだと思いますが、フロント部分もサイド部分もゴテゴテしていないスッキリとしたデザインなので、かえって使い勝手が良いです。

肝心の性能ですが、余熱無しからの点火の速度も40秒前後と圧倒的に速く、待ち時間が殆どないことも特長です。

現在はもう製造されていませんが、2002年製の三菱の石油ファンヒーターは、スイッチをオンにしてから2分くらい待たされるので、その差は歴然です。

点火時の音や臭いはほとんど(というか、全く)感じられませんでした。

タンクも9リットルと、クラス最大級の容量なので、頻繁に給油を行うことなく使える点も優秀。

おまけにワンタッチでキャップを取り外せる機構になっていますので、固く締めすぎてなかなかキャップが開けられないといったイライラもありません。

かといって、かつて問題になったコロナの「汚れま栓」のような、不用意に蓋が開いてしまう構造にもなっていないので、タンクを取り出すときに灯油がこぼれてしまって火災を起こす心配もありません。(基本的に、タンクの取り出しは必ず昇華した状態で行うことはいうまでもありませんが)

同シリーズは、年々マイナーチェンジを繰り返していて、微妙ながらも少しずつ性能がアップしているのですが、以前のモデルでは液晶部分にバックライトが付いていなかったため、暗い場所では視認性が良くなかったのです。

ところが、このFW-567Lからは、温度表示部分の液晶にバックライトが内蔵されたので、表示も見やすくなっています。

このバックライト機能は、かつてはFW-577LEなど、ひとつ上位のモデルのLEシリーズにしか実装されていない機能でしたが、スタンダードなモデルにも採用されたのは非常に嬉しいところです。

また、付加機能はチャイルドロックやタイマー機能など、基本的なものしか実装されていないながらも、「ひかえめ運転機能」というボタンがあり、この運転モードの場合は灯油を節約しながら運転してくれるのですが、暖かさにはほとんど影響が感じられないので、常にオンにして使っています。

それほど広くないリビングでの利用ですが、ここまでパワフルな性能だと十分すぎるほどに暖まり、部屋全体が非常に快適です。

小さめの石油ファンヒーターを常にフル稼働で運転させるより、若干余裕をもったシリーズを買ってよかったと感じていますが、ダイニチのシリーズは毎度、安くて品質のいい石油ファンヒーターだと感じることしきりです。

どれを買おうか迷ったときは、とりあえずダイニチのスタンダードモデルであるLシリーズから選んでみられるといいと思います。

本当におすすめです。

追伸:
後継機種が出ていますので、こちらがおすすめですね。

購入時期やカラーによっても微妙に値段が変動していますが、だいたい2万円前後なので、2万円を切る価格で買えるときが買い時だと思っています。

石油ファンヒーターの選び方ガイドはこちら

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