以前にも紹介したことのあるアルカリ電解水クリーナーなんですけれども、抜群の効果を発揮してくれる箇所がありました。
それは、部屋の中のタバコのヤニが付着する場所。
窓はあるものの換気扇のない部屋なので、サーキュレーターで煙を追い出している始末なんですが、それでも滞留している煙は相当なもので、気が付いてみると自室だけ部屋の壁紙がずいぶんと黄ばんでいます。
で、木製の扉があるんですが、普段から茶色のために気づかなかったものの、ふとアルカリ電解水クリーナーを吹きかけてみたところ、まっ茶色の汁が上からダラダラと落ちてくるじゃありませんか。
最初は目を疑うほどのひどさで、「これは木の色が落ちているだけなんじゃないか」と思いきや、そこから染み出ているのはヤニのみ。
木製といっても、しょせんは合板に木目調のプリントシールが貼られている安物の扉なんですけれども、吹きかけてティッシュで拭き取るの繰り返しで、ずいぶんとピカピカになりました。
これ、たった1回シュッとやっただけの成果です。
「そんだけヤニ汚れしてたんじゃ、水でも落ちたんじゃないの?」と思うなかれ。
同じ環境の部屋の扉を水だけでもためしてみたのですが、それだとほとんどヤニ汚れが浮かんでこないのです。
アルカリ電解水の濃度がいかほどなのかはわかりませんが、多少の泡立ちがあるので、汚れを浮きだたせるという点では、界面活性剤と同じような働きをしてくれているようです。
ちなみにアルカリ電解水クリーナーというのは、水を電気分解してアルカリ性のものだけを抽出した溶液。
よって、アルカリ性が強い単なる水ってことなので、ペットを飼っている家や、赤ちゃんのいる家でも安心なのが特徴。
フローリングの掃除をしても、色落ちしないのが気に入っています。
というわけで、喫煙する方には、部屋の扉や、ベランダのガラス、テーブルなどにもつ片手見るといいと思います。
「うわっ、こんなに黄ばんでいたのかよ」と愕然とされること請け合いですよ(苦笑)
ちなみに、デザイン的にはキャンドゥで売っているものの方が、クリスタルっぽくてかわいいですが、ダイソーのものも性能的には変わりませんので、お好みでどうぞ。
壁紙の張り替えも視野に入れよう
今回は扉だったので、電解水で掃除しただけにとどめたのですが、やっぱり長年暮らしていると、壁紙そのものがヤニ汚れでとんでもなく汚くなってきます。
壁紙って意外と安く張り替えてもらえるのですが、だいたいくらくらいかご存知でしょうか?
6畳くらいだと、だいたい天井まで張り替えても5万円かかるか、かからないかくらいでできるものなのです。
わたしも約8年住んでいたマンションの壁紙を全面張り替えたのですが、意外と安く済んで
「これならもっと早くやっときゃよかったな・・・」
とちょっと後悔してしまいました。
DIYでできる範疇を超えているものに手を出すと、材料費や工具でかえって高くついてしまいますが、リフォーム業者に依頼するときのコツや注意点については、わたしがリショップナビを利用したときの記事にまとめていますので、参考になれば幸いです。