使い捨て感覚で使っても全然惜しくない安さなのに、使い勝手抜群のワイヤレスキーボードを3種類紹介します。
目次
ワイヤレスキーボードは、一回使ったらもう戻れない!
パソコンに欠かせない周辺機器といえば、キーボードとマウスですよね。
ワイヤレスマウスはずいぶん普及しましたが、それに比べるとワイヤレスキーボードの普及はまだまだのようです。
でも、キーボードをワイヤレス仕様のものに変えると、机がいっきに広く使えるようになって、ものすごく作業スペースが快適になります。
もしまだ有線方式のキーボードを使っているのなら、ぜひワイヤレスキーボードに変えてみてほしいと思っています。
キーボードの掃除は大事だけど、面倒くさい
ただ、有線キーボードにしても、ワイヤレスキーボードにしても、掃除は欠かせませんよね。
とくにうちは知らない間に猫2匹がキーボードのうえで寝ていたりするものですから、キーの間に毛が入り込んでしまうこともよくあります。
また、皮脂汚れやらフケやらも、まさにちっりも積もれば山となるのとおり、少しずつではあるものの、確実に蓄積されていっています。
そのため、たまにひっくり返してバンバンやるのですが、それはもう恐ろしいまでにゴミが落ちてきて、
「うわー、俺のキーボード、汚ねー」
と自分でもびっくりしてしまいます(苦笑)
ひっくり返してバンバンやるだけでゴミが落ちてくるならまだいいのですが、そっれが内部にまで入り込んでしまうと、さすがに取れなくなります。
そうすると、キーが引っかかったり、押し応えが微妙にヘタってきたりして、使い勝手が悪くなっていくのです。
それに、誰でもそうだと思いますが、打ちグセというか、お気に入りのキーなどがあって、特定のキーをよく使うため、その周辺だけテカテカになってすべりやすくなったり、文字が消えてしまうことがあります。
わたしはブラインドタッチができないので、キーボードの文字が消えるとものすごく困るのですけれども、そうなってくると、もうそろそろ寿命かなぁという感じです。
キーボードは、台所のスポンジみたいなものだ!
前と同じキーボードでも、買い替えると明らかにキーの打ち心地が違うので、知らず知らずのうちに経年劣化は進んでいるものなのだなぁと思い知らされることが良くあります。
そうした経験から、たとえ特に不満を感じていなくても、だいたい半年に一回くらいのペースでキーボードを買い替えるようにしています。
「そんなのエコじゃない」
「モノを大事にしていない」
と怒られそうですが(苦笑)、わたしにとってパソコンのキーボードは台所のスポンジみたいなイメージなんです。
つまり、まだ使おうと思えば十分に使えるけれども、もっとも使い勝手のいい固さがヘタってきたら、それはもう寿命を全うしたんじゃないかということで、退任していただくという感じなのでございます。
高いキーボードだと、逆にダメな理由
ただ、あまりに高級なキーボードだと、そんなにポンポン買い換えられません。
たしかに、高級キーボードは憧れるのですが、さすがに5000円とか、1万円を超えるようなキーボードだと、おいそれと買い替える気になれません。
それに、ジュースやコーヒーをこぼしても「あーあ」ではすまないくらいの金額だと、精神的なダメージも大きいです。
だからこそ、雑に使っても後悔せず、気兼ねなく買い換えられる価格、つまり値段の安いキーボードでなければ困るのです。
でも、安ければいいってものでもありませんよね。
そこでおすすめしたい「激安なのに使い勝手抜群のワイヤレスキーボード」を3つ紹介したいと思います。
ワイヤレスタイプのキーボードには、ブルートゥース接続タイプもありますが、ペアリング作業が必要なので、2.4GHzのワイヤレスキーボードのほうが手軽です。
ロジクールのK270
ひとつめは、ロジクールのK270です。
もう、迷ったらコレにしておきなさいというほどの完成度の高さです。
アマゾンではもう何年も前からずっとランキング1位なので、一度は見かけたことがあるかもしれません。
フルサイズのキーボードで、もちろんテンキーも付いています。
キーストロークもキーピッチもしっかり取られているので、キーボードの打ち心地の面でも安心感があります。
また、スペースバーなどはちょっと分厚めにつくられているなど、作りが丁寧な点も二重丸。
ファンクションキーも、F1~F4、F5~F8、F9~F12と個別に配置されているので、ミスタッチすることが少ないです。
また、ワンタッチボタンが配置されているので、電源オフや計算機の起動などをワンタッチで行うことができる点も便利です。
いちどでも使ってみれば、なぜこのK270がずっとランキング1位なのか、すぐに実感できると思います。
特筆すべき点は、キーボードの上部にオンオフのパワースイッチがあること。
これが意外と便利なんです。
電源を入れっぱなしでも半年以上は持つので、とくに電源ボタンの必要性は感じませんが、ちょっとした掃除をしたいときだけオフにすることができるので、うっかり誤動作させてしまうことがない点が素晴らしいです。
価格は日によってすいぶん変動するようですが、おおむね1500円~2000円以内で購入することができます。
レビューが2000件以上あるのも、いかに売れているのかを物語っています。
エレコム TK-FDM063TBK
ふたつめは、エレコムのTK-FDM063TBKです。
TK-FDM063TBKも、ずっとK270と並んで上位にランクインしている機種なので、どちらを買おうか迷っている人も多いと思います。
でも、違いはほとんどありません。
しいて言えば、K270には存在するワンタッチボタンがないことくらいでしょうか。
キーピッチはもちろんですが、キーストロークにもほとんど差がありません。
ただ、感覚としては、TK-FDM063TBKの方が、キーストロークが深めに感じるかもしれません。
これはキーのデザインがまっすぐで、ブロックっぽく作られているからで、それゆえに深く押し込めているような印象を受けやすいからではないかと思います。
ただ、どちらを使ってもまったく違和感はないと思います。
全体的に角ばったデザインで、丸みのないソリッドな形状なので、机がすっきり見えますし、K270よりも全体サイズはコンパクトです。
ちなみにこの機種には電源ボタンはないので、一時的に電源をオフにするなどはできませんが、バッテリーも半年以上もつので、電源が切れないことに不満を感じすることはないと思います。
価格は1200円チョイと、こちらも結構な安さ。ワイヤレスマウスとセットのバージョンでも、1700円くらいと激安です。
エレコム BSKBW10BK
最後に紹介するのが、エレコムのBSKBW10BKです。
上記の2機種に比べると、比較的あたらしい製品ですが、前述のTK-FDM063TBKのキーストローク浅目バージョンといった感じです。
K270やTK-FDM063TBKが、いかにもデスクトップパソコン用のキーボードだとすると、このBSKBW10BKは、いかにもノートパソコンのキーボードの感触です。
キーピッチはフルサイズなので小さく感じことはありませんが、キーの厚みとキーストロークが浅目に作られているので、ノートパソコンのキーボード操作に慣れている場合は、こちらのBSKBW10BKのほうが、疲れにくいのではないかと思います。
ただし、ファンクションキーがギュッと詰め込まれていますので、頻繁にF5キーやF8キーを使う場合は、ちょっとミスタッチが多くなるかもしれません。
そのぶん、この3機種のなかでは最少サイズなので、机を少しでも広く使いたいという場合には、おすすめのキーボードです。
価格は1200円前後と安く、ワイヤレスマウスとセットのバージョンでも1600円くらいと破格です。
ということで、今回は1000円チョイでかえる優秀なワイヤレスキーボードをご紹介しましたが、ぜひあなたに合った1台に出会えるきかっけになればうれしいです。