WiMAXのルーターには各社から発売されていますが、中でも一番人気なのがAterm WM3500R。
もし自宅でも問題なく使えるようであれば、いっそのこと自宅の光回線を解約しようかと考えていたため、クレードルを購入しました。
このWM3500R専用クレードルは、PA-WM02Cという型番で販売されていて、オープンプライスとなっていますが、実売価格は2980円ほど。
もしも自宅のLAN環境をWiMAXに移行出来ないとなったときは、無駄な買い物になってしまうかもしれませんが、充電スタンドとしても使えるからという理由で購入しました。
クレードルがほしい一番の理由は、クレードルにLAN端子が付いていることです。
クレードル経由でネットに接続したときと、Wi-fi経由でネットに接続したときとでどのくらい差が出るのかを調べてみたのですが、これがびっくりするほどの差が出ました。
もともとは光回線を利用しているため、USENのスピードテストでは常時25MB~40MB程度の速度を出してくれていたのですが、WiMAXをWi-Fi経由で接続してみたところ、速度は2MB程度。
昔に比べればこれでも充分にブロードバンドの範疇ですが、さすがに今までの1/20の速度では辛いと思い、自宅の回線をWiMAX1本にまとめる計画はあきらめかけていました。
ところが、WM3500Rをクレードルにセットして有線LAN経由で接続してみると、13MB~15MBと、無線経由で接続していた時より7倍近く速度が向上しました。
USB経由でWM3500Rを接続したときも同様に速度の向上が見られましたので、WiMAXに一台しかパソコンを接続しない場合は、できるだけ有線経由で接続をした方が、速度も接続も安定するため、おすすめです。
Wimaxの接続速度と光回線の接続速度を比較してみたという記事の中で、光とWiMAXの速度がそれほど劇的に変わらなかったという記事を書いていましたが、このときの接続テストに使っていたWiMAX端末はUSBタイプのものだったので、あのような結果になったのだと納得できました。
自宅のネットワークをWiMAXにまとめてしまう作戦の一部始終は、また別の記事でご紹介したいと思いますが、これだけ速度が出てくれるのであれば、なかなか期待できそうです。