ついこの間まで品薄だった明治のヨーグルト、R-1を最近よく見かけるようになりました。
R-1シリーズといえば、TV番組でインフルエンザ対策に効果があると紹介されて以来、過剰気味に珍重されていた商品。
固形タイプの食べるヨーグルトのほかに、ドリンクタイプの飲むヨーグルトもあります。
青系の包装が主流のなかで、赤色のデザインは非常に目立っています。
一時はヤフーオークションなどで1ケース数万円で取引されるなどの過熱ぶりでしたが、インフルエンザのメインシーズンも過ぎたことで、ようやく落ち着いてきたようです。
それでも、ほかのヨーグルトよりも人気は高いようで、かつてのように「いつ行っても手に入らない」状態ではなくなっているものの、もともと「体に良いイメージ」が周知されているヨーグルトですので、相変わらず閉店までには売り切れてしまうようです。
値段も130円と、通販で販売されているような健康食品・健康補助食品を買うよりも、はるかにお手頃な価格ですし、競合他社のヨーグルト製品と比べてもほとんどかわらない相場価格なので、「どうせ買うなら」ということで手に取られているようです。
独立行政法人国立健康・栄養研究所が発行している「健康・栄養食品アドバイザリースタッフ・テキストブック 」という書籍によると、カルシウムの吸収効率を考えると、牛乳をそのまま飲むよりも、ヨーグルトを食べた方がよいのだそうです。
体の健康を考えると、サプリや栄養補助食品でビタミンやカルシウムを採るよりも、通常の食品経由で摂取できるに越したことがありません。
セノビックに限らず、人の悩みや欲求に根付いた健康食品や健康補助食品には、ついつい過剰な期待や効果を抱いてしまいがちですが、なるべくならバランス栄養を採ることを心がけたいものです。