昨日に引き続いて、ゴールデンウィークにすることがなさ過ぎて、また動物園前方面に行ってきたわけですよ。
今回は、大阪難波で下車した後、大阪の電気街である恵比寿町を歩き、そのまま通天閣を目指すというルートで行ってみました。
ミナミといっても、心斎橋方面はもはや年齢的にも興味が抱けない街になっているので、最近は難波周辺しか行かなくなっていましたが、相変わらずデパートやグルメにはそれほど関心がないので、そのまま素通りして電気街の方面に向かって徘徊するのが定番ルートに。
ただ、昨日たまたま訪れた新世界方面は未開拓のエリアだったので、昨日に引き続いて今日もブラブラしてみることにしました。
10年ほど前は毎週のように訪れていた大阪日本橋の電気街ですが、最近はすっかり様変わりしており、当時とはかなり変化していました。
大通りにはワンルームマンションが数多く立ち並ぶようになり、堺筋に面した表通りよりも、一本道をずれた裏通りの方が活況で、人通りの数も数倍違いました。
といっても、アニメ関連にはあまり興味がないので、もっぱら歩くのは表通りなのですが、この表通りも、エリアによって趣がかなり変わってきていることが興味深かったです。
難波方面から通天閣方面に歩いて行くと、最初は免税店やらレコードショップ、オーディオ関連の店が立ち並び、大きな交差点を越えたあたりからアニメ、萌え系ショップが立ちならび、つづいてファミコンショップなどのゲーム店や、じゃんぱらなどのPC関連ショップがつづき、最後はアダルトDVD店などの大人のエリアになり、いよいよ電気街の終わりとともに阪神高速の高架下が出現して、なにわ警察でゴール。
ここから先が新世界という感じです。
今日はゴールデンウィーク後半の初日ということもあり、通天閣の行列に驚きます。
普段なら並ばずに登れて、展望台もガラガラなのですが、今日はなんと150分待ち。
また、周辺にある串カツ屋も大変な盛況で、特に大阪での人気や知名度が抜群の元プロボクサー、赤井英和さんが大のお気に入りということで頻繁にテレビでも紹介されていることもあって、「だるま」という店が長蛇の列でした。
さて、この新世界周辺を旧フェスティバルゲート・スパワールド方面に歩いて行くと、昔ながらの濃い大阪を味わえる商店街、じゃんじゃん横丁が出現するわけです。
新世界を含め、このあたりは「労働者の町」と呼ばれているエリアでもあり、とにかくディープな町並み。
立ち飲みスタンド一杯やりながらカラオケで歌いつつ、なんていう光景があちこちで見られます。
この光景は、決して休日だからではなく、毎日がこの様子。
今日が平日であることを忘れてしまうようなパンキッシュな光景に、たいていの観光客は衝撃を受けるといいます(笑)
この写真は、平日かつ天気の悪い日のものなので、それほど込んでいる様子はありませんが、いつもはこんな感じの街並みが、もう大変な活況です。
もっとも、多くの観光客は休日や祝日、連休などに訪れるので、今日だけが賑やかに思えるのかもしれませんが、この付近は毎日がパラダイスなのです。
ゴールデンウィークでの家族連れもあり、どの串カツ屋も大行列だったため、結局ぶらぶらするだけで帰ってきましたが、1日ウロウロしていても飽きないディープな雰囲気を堪能することができますので、遊びに行くならぜひとも「平日の真昼間」に行ってみてほしいと思っています。