牛乳に溶かして飲むセノビックと並んで、通販専用ながら高い評価を得ている栄養機能食品『カルシウムグミ』ですが、現在、ノーマルタイプのヨーグルト味と、鉄分がプラスされているグレープ味の2つが発売されています。
グレープ味の方は、「カルシウムグミFe」という名前が付けられていますが、原料が変更になったため、アレルギー物質の追加が行われたようです。
「アレルギー物質の追加」なんて書くと、なにか危険なものが加えられたかのような心配をさせてしまうかもしれませんが、原料に大豆が使われるようになったため、大豆アレルギーを持っている方への注意ということになります。
カルシウムグミFeは、Feと記載があるように、通常のカルシウム組に鉄分を加えたタイプなのですが、この鉄分要素を加えるために、いままではグルコン酸亜鉛という物質と、クエン酸鉄ナトリウムという物質が使われていました。
ところが、この両者が鉄分独特の苦みというか、鉄臭さを感じさせる要因でもあったため、この味を和らげるために、それぞれ亜鉛酵母とピロリン酸第二鉄という物質に変更されたのだそうです。
食感の変化や栄養素の変化はありませんが、これによってさらに食べやすくなったということになります。
それぞれの成分がもつ役割は、かつて使われていた成分と同じものなので、改良という言葉がぴったりではあるのですが、このうちピロリン酸第二鉄という物質は、原料に大豆が使われているため、注意喚起のためにアナウンスがされているという状況です。
このため、いままでカルシウムグミFeのアレルギー特定原材料は、玉子とゼラチンだけでしたが、これに大豆が加わることになったため、リピートコースで大豆アレルギーをもつお子さんに食べさせていた場合は、次回からヨーグルト味のタイプや、スクスクカルシウムという顆粒タイプのものに変更ができるようになっています。
2013年7月8日の出荷分から新バージョンに変更になるそうなので、もしもアレルギーを持っているお子さんがいる家庭では、すこし注意をしていただいた方がよいかもしれませんね。
いつでもどこでも手軽にカルシウムを補給できるという点ではカルシウムグミも便利なのですが、セノビック派のうちとしては、やっぱり常用アイテムはセノビックに戻ってしまいました。