ユニクロの新旧ウルトラライトダウン対決Ⅱ。2011年版と2012年版を比較してみた

今年もやっぱり買ってしまいましたユニクロの軽量ダウン、ウルトラライトダウンジャケット。

昨年は、2010年度版と2011年版を比較してみましたが、今回は2011年度版と2012年度版を比較してみました。

毎年かなり早い時期から発売されるにもかかわらず、早々に売り切れてしまう店もあるという人気の軽量ダウンですが、他社メーカーも類似商品を投入している事情もあってか、今年は3種類のバリエーションが登場。

ひとつは、今までと同じレギュラータイプ。
もうひとつは、長身用に丈が長めになったロングタイプ。
そしてもうひとつは、シルエットが細身になったスリムタイプ。

いずれもリバーシブルではないものの、裏地に表地とは違う色が配色されるようになり、より洗練されたスタイルになるよう改良が加えられたようです。

そのほか、機能やシルエットは変わらないものの、上部と下部で異なる配色が採用されたブロックタイプも登場するなど、種類が多すぎて、かえって混乱してしまうくらいのバリエーション展開です。

ヒートテックのインナーでは、しまむらのヒートファクトや、ユニクロのファイバーヒートなどの競合商品が非常によくできているため、もはや優位差が感じられなくなったものの、このウルトラライトダウンに限っては、相変わらず他の追随を許さない完成度。

他社の類似商品に比べても、薄さ、軽さ、暖かさには、まだまだ差があると感じています。

さて、2012年に発売になったウルトラライトダウンは、2011年に発売されたものとどこが違っているのか、比較してみました。

今回は、せっかくなのでスリムタイプを選択。

ユニクロのオンラインストアで購入しました。

ちょうどセールをやっていたので、1000円オフの4990円でゲットすることができました。5000円以上の購入で送料が無料になるということなので、今回はウルトラライトダウンのキッズ用とも言える「ライトポリフィルダウンジャケット」も一緒に買いました。

ウルトラライトダウンをオンラインストアで買ってみた

ピンクのものが、キッズ用のライトポリフィルダウンジャケットです。

ちなみに、ライトポリフィルダウンジャケットにもダウンが入っていますが、ダウンは62%と少なめ。

このキッズ用に関して言えば、しまむらのキッズ用軽量ダウンの方がダウンの配合量が多く、価格も半額近いので、ユニクロよりもしまむらで買ったほうがいいと思います。

さて、左のシャンパンゴールドが2011年度版で、右のグレーが2012年度版。

2012年度版は、裏地が表地とは色が異なる配色になっていますが、それ以外はステッチやキルト加工を含め、まったく変わっていないように見えます。

2010年度版と2011年度版を比較した際には、ステッチのパターンにずいぶん差がありましたが、今回はどこが変わったのかわからないほど。

それだけ、すでに完成されたアイテムだということなのかもしれません。

首元を大きく写したのがこちら。まずは2011年度版。

で、こちらが2012年度版。

ほぼ同じですな。

タグに何か違いがわかり物があるのかと思いましたが、特に手がかりはなく。

相変わらず、どちらもダウン90%の高気密です。

実際の着心地も、ぜんぜん変わりありません。

もっとも、今年はスリムタイプを購入したので、若干タイトな着心地。

それゆえに、余計に保温性が高まっているのかもしれませんが、あたたかさは相変わらず。

ただ、唯一違いを感じたことは、表面のサラツヤ具合。

2012年度版の方が、よりシルキーな肌触りで、とってもすべらか。

2011年度版もシルキーな肌触りなので、体感差としては微妙なところですが、よりいっそうツルツル・サラサラが増しているように感じて、とても気持ちがいいです。

ということで、外観や保温性能などは昨年と全く変わっていない印象ですが、もはや完成品といっても過言ではないシリーズだと思いますので、今年もやっぱり買いだと思いますです。

ちなみに古くなったウルトラライトダウンは、自宅の部屋器用として着つぶしてしまいます。

さすがに2年着ると、ダウンがクタクタになってしまって、暖房性能も落ちてくるようですが、1シーズンくらいはかなり雑にヘビーに使っても、十分にあたたかいです。

いやいや、、開封するなり座布団にされています。

やっぱり、猫もあたたかいのが好きなんですかね・・・。

追記:
雨が降ってきたので濡れてしまいましたが、撥水性能もなかなかです。

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