近所のスーパーでたまたま見かけたため、思わず衝動買いで今夜の夕食になってしまいました。
正式名称は、「アラビアン焼そばカップ」って名前。
パッケージからもわかるとおり、昔懐かしいテイストなんですが、これがまたペヤングと一二を争ううまさなんですよ。
こんなものをわざわざレビューしてどうすんだということですが、この味を知ってほしい一心です。
中身はいたってシンプル。
粉タイプのソースと、青のり、そしてキャベツですね。
湯切りがすんだらソースです。
この、ザラメっぽいなんとも香ばしいにおいが充満します。
麺はチョイ太め。ソースは薄味。
CMをガンガンやって売るタイプの焼きそばじゃなくって、駄菓子屋なんかでひっそりと売られて隠れた人気になるような感じの味わいです。
ちなみに粉タイプのソースのカップ焼きそばは、湯切りをちょっとゆるめにして、水分を少し残し気味にする用がソースの混ざりがいいです。
もうひとつ。カップの凹凸をなくす処理ってけっこうな技術らしいのですが、これはソースが麺にうまくからむようにしているためだそうです。
さすがは工夫大国の日本ですね。
カップ焼きそばは、まさに、ジャパニーズ・ソウル・フードです。
日清のUFOが時代の最先端をいくカップ焼きそばだとしたら、ペヤングのやきそばや、アラビアンやきそばは、古き良きフォークソングのようなやきそばじゃないかと勝手に思ってるんですけれども、この素朴な味がたまりませんね。
たしかに、身体に悪いジャンクフードには違いないんですけれども、それほど悪い音をやってるように感じさせない味付けといいますか、絶妙な香ばしさです。
ちなみにこのアラビアンやきそばには、袋めんタイプもあります。
アマゾンでも「懐かしい!」「美味しい!」の絶賛の声が多数ですが、たぶんみなさん30代~40代なんじゃないでしょうか。
子供のころに、「あかんで!」などとオカンに怒られながらコソコソ食った、まさにドンピシャ世代です。
袋めんタイプはちょっと面倒っちゃー面倒なんですが、自分でソースをちょい足ししたり、アレンジを加えることができる点も楽しいです。
ちょっと卵を入れてみるだけで、ずいぶん違います。
というわけで、カップタイプを猛烈におすすめしますが、袋めんタイプも捨てがたいですから、見かけたらぜひ食べてみてくださいね。