輸入雑貨を取り扱うショップで購入した壁掛け時計があるのですが、電池切れで電池交換をした後、どうしたらいいのか分からなかったため、調べてみることにしました。
電池を入れ替えてもピクリともせず、「これ、もう壊れちゃったのかしら」と残念そうにしていたので、この機会に時刻の合わせ方を調べつつ、メモとして残しておきたいと思います。
各々の雑貨店や雑貨メーカーが自前でムーブメントを製造・開発しているわけはなく、電波時計のムーブメントの部分は、OEM供給されていることがほとんどだと思いますので、同じ要領で合わせられるんじゃないかと思います。
最近では、3000円程度で売られているデザイン時計でも電波時計になているものもが多く、ずいぶんと安く買えるようになったものだと感じます。
ところが、ちょっと面倒なのは、時刻の合わせ方。
旧来型のクオーツ式の時計の場合は、電池を入れ替えて時刻を手動でグルグルと回せば済んだのですが、電波時計の場合は基本的に自動調節なので、それらしきツマミが見当たりません。
で、ボタンらしきものを探してみると、M.SETという表記のものと、RECという表記のものがあります。
ところが、通常は特に操作する必要はないようです。
この時計は、振り子が付いているタイプなのですが、上段の電池ボックスが時刻用で、下段の電池ボックスは振り子用の電源です。
まずは、電池を抜いて、5分以上放っておきます。
なぜ5分以上なのかというと、内部の蓄電池を完全に放電させて、電池の残量をゼロにするためです。リセットをかけるわけですね。
その後、乾電池をセットすると、自動的に12:00:00に時計の針が移動します。
もし自動的に12:00:00に針が移動しない場合は、再度電池を取り外して、10分ほど放置させてみます。
いったん12:00になった後、しばらくすると、標準時間の電波を受けて自動的に時間が合います。
秒針がない時計の場合は、一見すると何も動いていないように見えるので、壊れてしまったのかな?と勘違いしてしまいがちですが、内部的には秒針が回っていることが音で確認できます。
16分以上放っておいても時刻が合わない場合は、電波を正常に受信できていないので、再度電池を抜いてトライするか、そのまま放っておきます。
1時間に1度アジャストしようとするとので、うまくいけば時刻があっていることになります。
どうしても電波を受信できない場合は、手動で合わせることもできます。
その際には、M.SETというボタンを5秒ほど押し続けます。
すると、M.SETボタンを押すたびに1分ずつ進みます。
ちなみに、RECというボタンは、秒針などの内部調整に使うものなので、通常は押さないほうがよいそうです。
ということで、電波時計は電池を抜いて5分ほどしてから電池を入れなおすだけで電池交換が完了ということになります。
メモるほどでもなかったことになりますが、なかなか電波を受信してくれず、手こずってしまいました。
もしも取扱説明書をなくしてしまった場合は、参考になれば幸いです。