リビングの照明としてシーリングライトを探していたのですが、アマゾンでの評判がよかったので、山善が発売している「LCL-RB80D」というLEDシーリングライトを買ってみました。
LCL-RB80Dのカタログスペックは、8畳用。
明るさを示すルーメン数も、3800ルーメンと十分。
消費電力はLEDの持ち味である43ワットと省エネ。
リモコンも付属しており、20段階の明るさ調節が可能とあります。
アマゾンでの購入価格は8800円でしたが、東芝やパナソニックの同等製品だと1万円強だったので、なかなかお値打ちです。
LEDの電球が出始めたころは、電球タイプのLEDが1つ5000円近かったことを考えると、もう驚くほど安くなったものです。
ただ、購入前に気になっていたことは、中央部です。
アマゾンでの商品写真で見ていた限りだと、真中だけ光が出ないような外観なので、
「これ、真下は明るくないんじゃないだろうか?」
「そもそも、ここの部分って何なのかしら?」
「単なるデザインのためになのだとしたら、余計だよなぁ・・・」
など、いろいろ考えてしまいましたが、価格も安いことだし、ダメだったらほかの部屋の照明と入れ替えればいいやと思い、元モトで買ってみたわけです。
こういう点が通販の難しいところですが(苦笑)、結果的には買って大満足でした。
届いたものが下の写真。
外箱に直接、配送用シールが貼られてあったので、助かりました。
アマゾンといえば、たびたび過剰包装が問題になりますが、この手の商品も箱に入って届いたら面倒くさいったらありゃしないと思っていたのですが、これはグッドです。
たばこと比較してもらうと分かるかもしれませんが、思いのほか薄型で驚きました。
開封してみると、こんな感じで梱包されています。
で、気になっていた真中の部分。どうなっているのかと思っていたのですが、買ってみて納得でした。
リモコン用のチャンネル設定などがありましたが、一番の理由は取り付けコンセントのための余白だったようです。
シーリングライトは、天井のコンセントに
下記のようなパーツを差し込み、そのパーツに固定する形で本体を取りつけますよね。
ところが、このシーリングライトは薄さが59mと、かなりの薄型設計。
そのため、この取り付けパーツ付近に接続コード類やスイッチを集約させるために、こうしたハッチのような形状になっているようでした。
蛍光灯タイプのものと違って、LEDのランプはカバーによって完全に覆われており、中を見ることはできない設計です。
つまり、このハッチ部分以外は外せない仕様なのですが、どっちみち交換することもない部分なので、まぁそれは問題ないです。
実際に点灯させてみると、こんな感じ。
真中の部分だけ電気がないので暗いのかと思いきや、まったく問題ありませんでした。
ちなみにリモコンはこんな感じです。
さて、実際の使い心地ですが、これは非常によかったです。
いわゆる普通の蛍光灯の色(白昼色)なので、色合いも自然。
そして、とにかく明るい。
また、薄いので、部屋が少し広く感じられます。
LEDが出始めたころは、「ワット数の割に暗い」といわれていましたが、2012年の後半ころからLEDの点灯効率が劇的に向上したらしく、思いのほか明るくて驚きました。
明るい割に目に優しく感じるのは、高速で点滅している蛍光灯と違って、常に光が発せられている安定性によるものだろうと思います。
また、LED照明は紫外線が非常に少ないこともメリットのひとつですが、それも関係しているかもしれません。
紫外線が少ないので、シーリングライトの中に虫が入ってこないのです。
もちろん、ゼロではないのでしょうけれども、蛍光灯とは比べ物にならないほどの紫外線の少なさなので、虫が嫌いなわたしには最適でした。
ちなみに常夜灯(いわゆる豆球)もLED仕様。
LEDならではの優しいソフトな光で、ちょうどイイ感じです。
リモコンを使わなくても、壁スイッチのオンオフで点灯⇒消灯⇒常夜灯点灯⇒消灯ができるので、便利です。
強いて文句をつけるなら、20段階の明るさ調節は全く不要な機能だと思ったくらいで、これは文句なしに買って良かった製品でした。
いやぁ、もっと早くに買っておくべきだったと思いますが、とてもおすすめです。
ちなみに、リモコンを操作したときに「ピー」という音が鳴りますが、これを無効にすることもできます。
シーリングライトの本体側のスイッチにて、ブザーというスイッチがありますが、スイッチをオフにしておけば、リモコンの反応音がしなくなります。
20段階で明るさを調整できるので、ボタンを押すたびにピッピッとなるのはうっとうしいので、オフにしていますが、寝室など、常夜灯のスイッチを入れるときなどにも重宝しています。
ここ最近は安価なのに優れたシーリングライトがたくさん増えてきました。
価格も大変こまれてきていて、もはや蛍光灯を交換する値段で新品のシーリングライトが買えてしまうほどの価格競争が起きています。
部屋の照明が明るくなると気分もかなり変わりますので、もし何か生活に変化を与えたいという場合も、買い替えはいいかもしれませんね。