雨が続くので、室内干しをせざるを得ないのですが、部屋干しの何が困るって、ニオイが臭いことですよね。
冬場よりも夏場の方が、ニオイがひどいです。
あの嫌な臭いはどうしてつくのかというと、部屋の中でゆっくりと乾かしてしまうことで、雑菌が繁殖してしまうからなのです。
とくに、夏場の残り湯を使った洗濯では、おふろの中で繁殖した雑菌だらけのお湯で洗っていることになるので、水を大量に吸い込むバスタオルなどを洗うと、雑菌たっぷりのお湯をかけて、なおかつ雑菌にとって最高の温度で育てているような状態になってしまうのです。
そこで、夏場ではもったいないなと思いつつも、残り湯は使わずに洗濯をしていますが、部屋干しの際もなるべく早く乾かしてしまうことで、ニオイを極力抑えることができます。
つまり、雑菌が繁殖してしまう前に乾かしてしまうということです。
いったん雑菌が繁殖してしまった後だと、それからいくら乾かしても臭いが落ちないので、とにかくさっさと乾かしてしまうことが肝要です。
で、役に立つのがサーキュレーターですが、バスタオルだと乾かさなけれなばらない範囲が広いので、2台同時に稼働させてみることにしました。
一方のサーキュレーターは、アマゾンでも人気のゼピール製サーキュレーターで、一方はユアサ製サーキュレーター。
ゼピールの方は、首ふりなどの機能が一切ないシンプルタイプですが、ユアサ製のサーキュレーターは上下のクビふりこそないものの、左右のクビふり機能があるので、角度をつけた状態でクビふりを行い、それぞれの風がぶつかり合うような体裁で2台同時使用して乾かしています。
シーツなどを乾かす際は、これに扇風機まで加えてさらに急速仕様で乾かすのですが。高温の乾燥機よりも生地の傷みも少なく、なおかつ部屋干しのにおいもほとんどつかないまま乾かせるので、電気代も安くて一石二鳥です。
大きめのサーキュレーターを1台使うより、2台使った方が空気のかくはん能力も高まるため、かえって便利です。
いまでは、一部屋に1台ずつサーキュレーターを置いているほどの活用っぷりですが、エアコンを使わないシーズンであっても、シューズやスリッパ、ブーツを乾かしたり、芋ほりで掘ってきた芋を洗った後に乾かすのに使ったり、焼き肉やニンニク料理のをしたあとの部屋の換気に使ったりと、ただの「風を送り出すだけ」の機械の割には、ものすごく様々なシーンで役になっています。
最近は、ACモーターを採用した扇風機などもありますが、もともと消費電力が少ないエコな冷房装置として扇風機があるので、年中つけっぱなしにでもしない限り節電効果は少ないものです。
同じくサーキュレーターも十分に電気代が安いのですが、なにより本体そのものの値段も安いので、気軽に買い増しできる点が非常に便利です。
使い始めるまでは全く必要性を感じなかったサーキュレーターですが、いまでは欠かせない存在になっています。
とても便利なものですので、迷っている方はぜひ使ってみてください。