たまねぎが咳止めに効果があるとのことで、試してみました。
事の発端は、こどもが予防接種をして以来、体調を崩してしまったらしく、咳が止まらないところからです。
熱はないものの、とにかく咳がひどく、痰が絡まったような水っぽい咳が止まらない状態。
日中も咳がよく出ますが、一番つらそうなのが夜に寝ているときの咳。
眠りについたかと思うと、自分の咳で起きてしまうの繰り返しで、休んでいるのに体力が回復しない状態。
翌朝にはゲッソリした顔をしているので、咳による体力消耗と、睡眠不足による疲労とで、ますます具合が悪くなっているようです。
おそらく、あおむけに寝ると背中を圧迫する姿勢になるため、余計に咳が出やすい環境になってしまうからみたいです。
病院では咳止めももらっていますが、どうやらあまり効いていない様子。
市販のシロップ状の咳止めは、日中こそ効果が出ていますが、効果は3時間足らずのようで、寝ているときに揉ませるわけにもいかず、かといって眼をさましあタイミングで飲ませても、今度は虫歯になる恐れがあるために却下。
そこで候補に挙がったのがアロマですが、本格的なアロマオイルの効能は、わたしたちが思っているよりも強力なのだそうで、ちいさなこどもには刺激が強すぎて睡眠障害となる可能性もあるそうです。
そんなときに見つけたのが、たまねぎを枕元に置いておくだけで咳が出なくなるという情報。
ちょっと検索してみると、レシピサイトとして人気のクックパッドに、「ウチの副作用無し咳止め&安眠方法☆玉ねぎ」という表記が。
作り方を見てみると、たまねぎの皮をむいて、半分に切って、割れない容器に入れるだけとあります。
最初はネタかと思ったくらいのシンプルさですが、実際に試してみたからのレポートが101件もあります。
スライス状、みじん切りなど、切り方はバリエーション豊かですが、みなさん「嘘のように効き目があった」との絶賛の声。
これはまねて見なければならないと思い、早速やてみることにしたのです。
ごらんのとおり、タマネギをざっくり4つ切りにして、ボウルに放り込んだだけ。
眠ってしまう前にたまねぎを置いてしまうと、目がシバシバしたり、匂いが気になったりしそうだったため、眠った後にそっと枕元に置いてみましたが、たしかに咳は少なくなっている様子。
もちろん、加湿器による部屋の加湿も行いつつ、枕もいつもより少し高めにしつつ・・・なので、たまねぎ効果だけとはいえないのかもしれませんが、それでも久しぶりにぐっすりと眠れているようで、体力の回復に役立っているようです。
ちなみに、使った玉ねぎは新タマでも、旧タマでもいいみたいですが、できるかぎりジューシーなもののほうがよさそうでしたので、今回は新タマでトライしてみました。
カレーなどを作っているときに、玉ねぎが目にしみる成分は、硫黄化合物なのだそうです。精神安定剤としても用いられたり、不眠症の緩和にも役立てられているといいますから、たしかに咳を鎮める働きがあるのも納得です。
レシピ主さんも書いていらっしゃいましたが、こうした食品で代用できるのは、副作用もなくて安心です。
十分な睡眠は、大人の疲労回復だけでなく、こどもの骨や体力づくりにも大切なものだといいますから、なかなかいい情報を教えていただいて、とてもよかったです。
せひ、お試しを。