・わざわざ無線プランに申し込まなくてもいい
・無線LANのレンタル料が浮く
・オプションが低価格なADSLプランを利用することができる。
と、お得に快適なインターネットを楽しむことができたりします、
興味のある方はぜひご一読ください。
わたしがADSLを導入した頃は、まだ常時接続のADSLがようやく登場したての頃。
各社の料金形態も非常に複雑で、どのプロバイダーの案内を見ても、最終的に毎月いくら支払うことになるのかよく判らないものが殆どでした。
というのも、どの会社もなるべく安く見せたいために、ADSL提供会社に支払う金額と、その他もろもろの利用料を含めた金額(ユーザー側が結局いくら支払うことになるのか)をきっちりと明記しているものが少なかったのです。
そのため、一見すると安そうに見えても、「で、結局いくらかかるの?」かイマイチ判らないものが多かったのです。
プロバイダサービスはA社に支払い、フレッツADSL料金はNTTに支払い・・・と、契約先も複数にわたり、なんだかとても面倒くさそうにも思えました。
そんな中、唯一明朗会計で表示していたのが、Yahoo!BB。
他社のように契約先が複数に渡ることもなく、申し込む先もYahoo!BB内で統括管理。案内ページに表示されている金額が、実際に毎月支払う金額であることから、安心して申し込むことができたものです。
もちろん、2ヶ月間無料のキャンペーンは当時から派手に行われていましたが、その特典よりも「いくらかかるのかがはっきりと分かる」安心感が大きかったです。
今でもそのスタイルは変わっていませんが、全てコミコミで●●円という価格表示は、とても分かりやすかったし、安心感がありました。また、当時は値段もやっぱり一番安かったのです。
そんな経験を持っていたものですから、「これからADSLを導入したいんだけど」という知人や友人にも、「安い・早い・判りやすい」という理由から、Yahoo!BBを奨めてきました。もちろん、わたし自身もヤフー!BBを長らく利用していたのです。
ところが、最近になってADSL業界も様変わりしてきたようです。
Yahoo!BBに全く不満はなかったのだけれど・・・。
一旦接続先を決めてしまうと、引越しなどのイベントごとでもなければ、なかなかプロバイダーの乗換えなどを考える機会はありません。プロバイダ選びの際はあれ程迷って決めたのに、自分が毎月いくら払っているのかも何となく忘れてしまっていて、特に値段や速度に不満を感じることもなくなってしまうからです。
そんな理由からも、引越したらプロバイダはヤフー!BBにしようと決めていました。ずっと使っていたプロバイダでしたし、他社のADSLプランはフレッツの導入やら何やらで「ややこしい」「結局大して安くならない」という先入観が染み付いてしまっていたからです。
けれども、ふと「最近のADSLって、あの頃とだいぶ変わったのかなぁ・・・」と思い、検索を始めたのが、プロバイダを乗り換えるきっかけとなりました。
そんなときに目に飛び込んできたのが、So-netのお手軽ブロードバンドADSL(12MB限定プラン)!。月額利用料1980円に3ヶ月間は利用料無料。さらに、モデムのレンタル代も無料と、なんと本当にコミコミで1980円だったのです。
パッ見たときは、「どうせフレッツに入ったりして結局大して安くならないんでしょ?」と疑ってかかっていたのですが、本当に全てコミコミで1980円。
ただし、申し込み者数には限定数があるようで、地域によっては対応していないエリアがありますが、幸いわたしの居住区では申し込みが可能な様子。これはお得だと思い、早速申し込んでみました。
クレジットカード払いが前提ですが、申し込みから開通まで、書面によるやり取りは一切なく、全てオンライン上で完結。申込からモデムが送られてきてADSLが開通するまでに要した日数は、約10日間ほどでした。
他社からの乗り換えにも対応しており、開通日を乗り換えもとの解約日と同じにすることで、インターネットの接続切れを起こすことなく乗換えを行うこともできます。わたしの場合も、実家のADSLの乗り換えの際、同プランを申し込んでみましたが、乗り換え日当日に1時間程の不通はあったものの、24時間使えないという状態にはなりませんでした。
さて、送られてきたモデムは、事前にリサイクル品とのアナウンスがあったとおり、スプリッタを利用する少し古いタイプのモデムでしたが、外見は新品と全く変わりません。接続設定もすでに行われているモデムのため、電話回線を所定の位置に繋いだだけで、何の設定もなくすぐにインターネットにつながりました。ちなみに、このモデムには初期設定に戻すイニシャルボタンがあるのですが、このスイッチを押すだけですぐに設定が元に戻るので、大変便利です。
回線速度も上々です。
以前に加入していたYahoo!BBでは、26MBのプランを使っていたので、中低速の12MBだとどのくらいの差があるのかと心配していましたが、殆ど差を感じることはありませんでした。
もともとADSLは、電話の基地局からの距離で回線速度が大きく左右されます。
12MB、26MBという表記があったとしても、この回線速度がフルに発揮されることはめったにありません。それは、ADSLの技術的な仕様によるものだからだそうです。
動画の配信やストリーミングビデオといった高速かつ安定した回線速度が必須のコンテンツを楽しみたい方にとっては少し不満が残るのかもしれませんが、わたしには全く不満がない速度。むしろ、その速度に感激すらしたくらいです。
無線LANは自前で組んじゃえばいいのだ
さて、このSo-net ADSLの12MB限定プランには、無線LANのプランが用意されていません。
将来用意されることになるかもしれませんが、その分の月額費用は上がってしまいます。
けれども、自分で無線ルーターやアクセスポイントを用意すれば、何も問題もなく複数台でのネット利用や、無線インターネットを楽しむことができます。
せっかくの激安の中低速ADSL回線なのですから、自力で無線化してお得に利用しましょう。
今のところ、両社の違いは、キャッシュバック少なめで初期費用安めか、キャッシュバック多めで初期費用が多めか・・・といったところです。
ソニー系列のソネット、富士通系のニフティのどちらを選んでも、プロバイダ(回線の販売元)が異なるだけ。回線の大元はイー・アクセスという通信会社を利用するので、回線品質や回線速度は全く同じです。
トータルでの差額はほとんどないので、状況をみてお得だと感じる方を選択するでOKですが、個人的にはソネットを利用しています。