健康食品らしきものはあまり信用しておらず、せいぜいネイチャーメイドのマルチミネラルなどのサプリや、アリナミン、キューピーコーワゴールドなどのビタミン剤を飲む程度なんですが、お酒をよく飲むようになってからは、以前より体調に気を使うようになりました。
一時期は香酢ってのを飲んでいたのですが、結構な値段がする割には、いまひとつ効果が実感できなかったことと、普段からお酢系の食事や、酢のものなどを食べれば大丈夫なんじゃないかな?と思い、3ケ月ほど香酢は食卓からフェードアウトしていました。
その代わりに頑張って食べるようにしたのが、にんにく。
といっても、主にトッピングで、です。
近所にあるおいしいラーメン屋(ラーメン花月)が、にんにくを自分で砕いて入れられるサービスをやってまして、なるべくにんにくを入れるようにしたのです。
こういう感じで、生のにんにくを自分でグシャっとつぶしてラーメンに投入できるものです。
▲ニンニククラッシャーと、生のにんにくを何片かくれるので、自分で砕いてラーメンに入れる
そうすると、ひとくち食べた直後から発汗性もよくなり、翌日がすごく調子良かったりもするのですが、なにぶんニンニクって、食べ物のクセに結構な劇薬のため、調子が悪いときに食べるとかえって下痢をしたりします。
激辛のニラと一緒に食べると、これがまたたまらなく美味しくって、ついつい調子にのって入れ過ぎてしまって「うわぁ、いれすぎて辛過ぎる」と後悔するってパターンなんですけれども、適量を摂取する分にはとっても調子がよいので、なんとなくスタミナ不足やら、最近だるいなぁと疲れを感じたときは、ほとんどにんにく目当てでラーメン屋に行くようになっていました。
ただ、やっぱり臭いがキツいので、翌日に来客の予定があったりすると、躊躇(ちゅうちょ)してしまうのんです。
飲むヨーグルトや牛乳を飲むと、ニンニクを食べた後の臭い対策になるらしいのですが、やっぱり臭いもんは臭いんですよね・・・。
むしろ、微妙にほんわか臭いほうがやりづらいことありませんか?
堂々とニンニクくさいと、「すいません。昨日にニンニク料理を食べちゃいまして・・・」と言い訳もしやすいのですが、微妙になんとなくほんのりと臭い状態だと、相手方から「なんかさっきからクサいな・・・もしかして、この人の体臭なのかな・・・なんか、ずっとオナラみたいな臭いがするなぁ・・・」と気を遣わせてしまう危険性が高まりまして(苦笑)、こっちもかえって言い訳もしづらい感じになったりします。
なので、お客さんと会う予定がわかっているときは、前日からにんにんく料理は避けるようにしています。
ところが、急に人と会わなければならなくなるときもあるわけでして、そういうときは「あぁ、しまったなぁ・・・昼に食べちゃったよ・・・」ってな状態になることもあります。
じつはこのニンニクの臭い、食べた本人はあんまりピンとこないもんなんですが、周囲は確実に臭いと『思ってます。
昼にギョーザを食べて家に帰ったら、「今日食べたね?」と一発でバレます。
お昼の12時に食べて、夜の10時に帰るということは、ほとんど半日なのですが、そのくらい時間が経った後ですら、家に入った瞬間に「食べたやろ」といわれるくらいに、近寄らなくても十分に臭いですし、とくにその夜の寝汗がとんでもなく臭いんです(苦笑)
でも、ニンニクのもつ効果自体は十分に実感していたので、「にんにくを食べた翌日は、明らかに体の調子がいいんだよなか。珍しく体にあってる気がするのに、ニオイだけがネックよなぁ・・・。」と思っていました。
「この前なんか、うっかり人前で話す予定だったことを忘れて、いつものように昼のラーメンににんにくを砕いてすりおろして入れて食べている最中に、「ああっ!しまった!午後から20人くらいの前でしゃべる予定だった」と思い出し、できるだけラーメンの器の端っこにニンニクを寄せたものの、スープに溶け出したニンニクはどうにもならず、味は味わえないわ、ニンニク臭さは残るわで、なんか大失敗したっけなぁ」
など、苦い記憶もよみがえります。
それで、「やっぱ、生のニンニクや、ニンニク料理で補うのは、予定が立てにくい」ということになりまして、この臭いだけどうにかならないかぁと考えて思い出したのが、どこかの店で見かけた黒にんにく。
テレビショッピングで見かけるような、1こあたり500円くらいする「高額な熟成された黒にんにく」ではなくって、スーパーや、道の駅なんかでよく置いてあるやつを、ふと思い出したんです。
「そういえば、よく行くスーパーに、なんかニンニクのドライフルーツみたいなのが置いてあったなぁ」と。
こういうやつです。
▲スーパーのにんにくコーナーに置いてある黒にんにく。一袋だいたい1500円くらいのものが多い。
黒にんにくって、焼いているから黒いのではなく、発酵させるからあのような黒いにんにくになっているということは、後になって知ったのですが、すりおろしにんにくやギョーザに比べれば、ニンニク独特の臭いはないに等しいです。
1袋1500円くらいはしますが、ニンニクを食べるためにラーメンを食べに行くことを考えれば安いもの。
それに、発酵させているからなのか、ほんのり甘みがあって、オマケに辛さもほとんど感じられないので、「これはいいかもしれん!」「ラーメンじゃなくて、黒にんにくを毎日2,3個食べることにしよう!」と思っていたんです。
風呂上がりのウイスキーといっしょに食べようと。まぁ、酒の肴替わりみたいなもんです。
でも、やっぱり多少は臭いがするんですね・・・。
食べている本人はあんまり気づかないのですが、こどもなんかは寝顔をそむけます(苦笑)
というわけで、一袋を食べ終わった段階で、
「う~ん、食べやすいし、臭いもすくないからいいと思ったのだが、臭いが少ないだけで、まだ臭いはするわなぁ・・・」
と思い、ネットで色々と探してみたところ、意外とたくさんあるんですが、そのときにたまたま見つけたのが、八幡物産という会社の『熟成にんにく卵黄』というやつです。
船越栄一郎さんをイメージキャラクターに使っている会社なので、見かけたことがある人も多いかと思いますが、ホームページがすごく簡素で、「ホワイトニンニクを使ってます」と「有精卵を使ってますつかってます」くらいしか書いていないのですが、そのあっさりした感じが余計に好感を持てるなぁと。
スーパーで安く買えるにんにくは、たいていが中国産なのですが、これは青森県で栽培したにんにくがつかわれているらしく、中国製の安いにんにくより栄養価が高いらしいです。
また、にんにくだけではなく、卵黄も入っているらしいです。ゆで卵や卵かけごはんが好きなので、卵黄をあえて摂取す意味や効果は正直言って判りませんが、必須アミノ酸と呼ばれる成分がいっぱい入っているらしいので、まぁ悪くはないかなと思っています。
にんにくを食べるようになってからは、お酒を飲んでも翌日の疲れが少なく感じ、汗ばみやすくなった感じで、恐らく新陳代謝がよくなっったからなんだろうと思いますが、このにんにく卵黄でも、ほとんど同じような効果が得られています。
生のニンニクを砕いて食べた直後の、カッカとした体のほてりや汗ばむ感じはぜんぜんないですが、翌朝の調子(感じ)は、ニンニクを食べたときと同じような感覚です。
それに、効き目が強すぎて下痢することもないし、そもそも用法容量が決まっているので、食べ過ぎることもないしで、けっこう重宝しています。
サプリだけで栄養を採るのはダメだと思いますが、夏場はそうめんだけや、ざるそばだけ・・・など、あんまり栄養のないものばかりで昼食を済ませることも多くなります。
それに引きかえ、冬場は栄養がたっぷりとれる鍋料理などが美味しいのですが、さすがに毎日鍋っていうわけにもいかず。
年を取ってきたせいもあって、そもそもあんまり量を食べられなくなってきたこともありますが、食欲のないときや、あまり好きでないメニューが夕食に並ぶときなどは、残し気味になります。
そんな「今日のメシはちょっと簡素すぎた」だとか「明日ちょっと面倒ごとがある」っていうときに限っての、ユンケル代わりに飲んでます。
空元気かもしれませんが、いちおう、「よっしゃ」っていう気合は入ります。
⇒ 八幡物産株式会社の黒にんにく卵黄 公式ページはこちらから