資生堂メンから発売されているクレンジングフォームを使ってみたことで、それなりの価格のものは、それ相応の機能なりすごさなりがあるということを知って以来、洗顔フォームを色々と試したり紹介したりしているのですが、今回はロゼットというメーカーの保湿剤「アクアセラミドゲル」を買ってみました。
ロゼットは、単価が数百円くらいの格安のコスメメーカーであるにもかかわらず、モノがいいと評判のメーカーで、若い人を中心によく売れているメーカーです。
で、この保湿剤は何に使うのかというと、顔の肌の水分を閉じ込めておくもの。
湿気を保っておくためのアイテムということで、保湿剤というジャンルになっています。
いやぁ、女性に方々にとっては「は?何をいまさら当たり前のことを」という感じだと思うのですが、オッサンにとって化粧品は色々と新鮮なものでして、「あぁ、そういうものがあるのね」ということを最近になって知ったわけで、お恥ずかしい次第です。
ただ、男性諸君にも「これは便利だなぁ」「たしかに効果があるなぁ」ということが多かったので、ちょくちょく紹介させていただいています。
さて、この保湿剤は、ふろ上がりや洗顔後に顔に塗っておくと、顔の皮膚の水分を閉じ込めておいてくれる効果があるということで、一般的には化粧水を塗った後に使われています。
かんたんにいえば、顔の水分が逃げないように膜を張るってかんじですね。
うるおいって大切ですもんね。
ちょっと前には資生堂メンの保湿剤を使っていたこともあるのですが、効果は抜群だけれども、お値段がちょっと高め。そのため、なかなか気前よく使うことができず、使い切ってしまった後に新しいものを買うまでの間、家にあるいろいろな保湿剤を勝手に拝借しては塗っていたわけです。
オシャレに気を使ってのことではなくって、何かしらの保湿剤を塗っておかないと、朝起きたときにで顔がいたくなっちゃうからです。
おそらく、カサつきがちな季節だと肌が乾燥しているからなのだと思いますが、寝起きで口を大きくあけると口の周りの肌がピリピリッと裂けるような感じがありました。
そのため、保湿剤なるジェルを使い始めたところ、そうした「肌の潤い不足」を感じることがなくなったため、いまでは「とりあえず塗っておこう」と習慣化してしまいました。
で、なんだかよくわかりませんが、キッチンやら洗面所に置いてある、それ系の保湿ジェルをとりあえず塗っていたのですが、「減りが早い」と怒られたため、とりあえず何か買ってみようかなということで選んだのが、この「ロゼットのアクアセラミドゲル」です。
アマゾンでは実売1000円くらいにもかかわらず、評判は上々。
開封すると、中ブタと耳かきみたいなスプーンが入ってます。
レビューによると、この価格帯で「中蓋とスパチュラ」が付いていることは驚きなのだそうです。
スパチュラっていうのは、この小さなスプーンのこと。
身体のなかで一番不潔な場所は指先なのだそうですが、直接触れるよりも、このスプーンですくって塗った方が、そりゃ清潔だということで納得です。
でも、まぁオッサンにとっては面倒なので、早々に捨ててしまいましたが(苦笑)
中身はこんな感じで透明でプルンプルン。
もう一枚ドン。
乳白色の透明なジェル状で、無臭。匂いは全然ありません。
本当は、化粧水をはたいた後、それを閉じ込める意味合いで使うものなので、化粧水とセットで塗った方がいいらしいですが、わたしの使い方としては、ふろ上がりなどに身体を拭き終わった後、柳屋のトニックで頭をカシャカシャやったあとに、この保湿ジェルを顔に塗るというパターンで使ってます。
ジェルなので、最初こそベチャつく感じが気になるかもしれませんが、オロナインやニベアを塗っているんだと思えば、あまり気にならなくなってくると思います。
で、実際の効果ですが、効き目はバッチリ。
十分に満足のいく効果で、そりゃ人気も出るよなと納得。
安いだけじゃなく、朝起きた後の感触が全然違います。
お顔をお湯で洗うだけで、ジェルのヌルヌルっとした感じがほどよく復活。
そのぬるつきがかえって気持ちよく、顔の脂分と一緒に洗い流せるのが気持ちいいです。
ちょっと熱めのお湯で洗顔すると、とってもサッパリしますんで、乾燥しがちな冬場はもちろん、ベタつきがちな夏場でもおすすめです。
「顔に何かを塗るのはいいか、べたつきが気になる」って場合は、本当に寝る直前に口周りだけでも塗っておくと、翌朝に潤っている感じを実感することができますので、この手の化粧品を使うのが苦手だという方にもおすすめですよ。