Amazonレビューで絶賛の150Mbpsハイパワー無線LAN USBアダプタ GW-USValue-EZを買ってみた。

Amazonのレビュー100超え間近の線LAN USBアダプタ「GW-USValue-EZ」を買ってみました。

以前にAmazonで購入した無線LANルータ FFP-PKR01が、せっかくIEEE 802.11nに対応していて理論値のスループットが300MBということなので、無線LANで接続している機器側も環境を向上させたいと思うようになりました。

うちにはDELLのノートPCが複数あります。

無線LANが内蔵されているために特にネット接続に困っているわけではなかったのですが、このVostoro1400というノートに内蔵されている無線LANカードが旧規格。

IEEE 802.11nが登場する前の11g/bという規格なので、速度が理論上のスループット上限が52MBなのです。

通信もたまに不安定になることから、無線LANアダプタだけ増設しようということになり、見つけた製品が、アマゾンのフラストレーションパッケージとして発売されているGW-USValue-EZ。

アマゾンが製造している製品ではなく、中身はプラネックス製と、先日購入したFFP-PKR01と同じような位置づけの製品です。

価格も999円とお手頃ですし、送料もかからないということで、注文してみました。

てっきり宅配便で送られてくるものと思っていたものの、メール便扱いでポストに投函されていたため、「注文したヤツがこないなぁ」と、しばらく気がつきませんでした。

届いた現物を見てみると、これまたコンパクトな包装にビックリ。

注意点としては、USBアダプタを取り付ける前に、先にドライバCDでインストールを済ませておくという点です。

あとは、USBアダプタを差し込むだけで、自動的に設定作業を行ってくれます。

これまた小さくてビックリなのですが、本体から出っ張りが少ないのはうれしいです。

このUSBアダプタは、本体にWPSのボタンはありませんが、ユーティリティソフト上で行うことが可能です。

が、結局WPSでサクッとはつながらず、結局ユーティリティソフトで設定することになりました。

ただ、SSIDを入力してルーター(アクセスポイント)への接続を試みるも、なぜかうまく接続できません。

ルーター(アクセスポイント)への接続はできても、DHCPからIPアドレスが割り振られないなど、ちょっとトラブりましたが、差し込むUSBの位置を左から右に変えることでか解消しました。
(USBの接続端子を変えると接続が可能になるというのは、オカルトの範疇かもしれませんが、なぜか当方の場合はそうなりました。)

設定ソフト自体は非常に使い勝手がよく、シンプルで分かりやすいのですが、どの程度電波が届いているのかなどの情報が少なめなので、良くも悪くも初心者向けの製品といえるのかもしれません。

接続設定ができたところでネットに接続してみると・・・・あまり速度が出ません。

上記の画像は、もともとDELLのvostro1400に内蔵されている旧型の無線LANアダプタ(IEEE 802.11n の規格に対応していないアダプタ)での計測値です。

光回線で、無線の規格が上限52MBでの8MB程度なので、6倍とはいかなくとも、2倍くらいの速度向上は期待したのですが、GW-USValue-EZ経由で接続したところ、6MB程度しか出ないため、むしろ速度が低下しています(泣)

有線につないであるデスクトップ機の速度測定を行ってみると、26M程度は出ているので、ルーターのトラフィック自体に問題があるわけではなさそうです。

確かに、電波の届き具合は以前よりもよくなっているのですが、速度が上がらない原因は不明。

まぁ、致命的なまでに遅いというわけではないので、そのまま使うことにしていますが、これならいっそのことスマートホンでテザリングでも使った方が、トータルの通信コストが安くなるんじゃないかと思い、ちょっと微妙な感じです。

それにしても、この無線LANアダプタに限らず、最近の無線機器の設定って、昔よりもどんどん複雑になっているような気がします。

「ホントにみんな問題なく接続できているのかな」と思って周囲に聞いてみると、買ったけどそのままあきらめて放置しているケースや、有料の出張サポートなどに頼っている人が多く、妙に納得してしまいました。

アマゾンレビューでの評価は上々で、価格も安いことからおすすめの機種ではありますが、Vostoro1400などDELLユーザーとは相性がよくない製品かもしれませんので、その点だけ気をつけていただければおすすめの一品です。

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