こんなシリーズ見たことない。海外で売られているGalaxyは安い?

日本でドコモのギャラクシーといえば、Galaxy S4、Galaxy S3(SC-06D)やSC-01Cなど、SCを冠したSシリーズを指しますが、これらの機種は、サムスンが発売しているスマートフォンからすれば、ハイエンド機ばかり。

アジア圏をはじめとする途上国は、もっと安いモデルの方が一般的なようです。

galaxy-series

アップルのipnoneと、サムスンのギャラクシーは、販売台数でよく話題に上りますが、アップルは廉価モデルを発売していないので、出荷台数だけを見れば、拮抗しているように見えるというのが実情のようです。
(いくらiphone5Cが廉価版だと言って、スペックや価格は決してローエンド向きではなく、パソコンでいうところのCore i7がせいぜいcore i3になったくらいの違い。はっきりいって、高級機種なのです。)

日本で発売されているスマートフォンは、世界的に見てもハイエンド機種が主流で、デュアルコア、クアッドコアが当たり前。

そのため、キャンペーンを適用せずに購入するとしたら、5万円~7万円くらいする高級機種ばかりが投入されますが、アジアやアメリカなど海外で新発売されるGalaxyシリーズは、シングルコアのローエンドモデルも、次々と新発売されています。

日本ではもやは見向きもされないようなスペックですが、スマートフォンは持ちたいものの、高くて買えないユーザーは、世界中にまだまだいるということなのでしょう。

たとえば、アメリカ最大のスーパーマーケットチェーンのウォルマートで販売されている人気機種を見てみると、その様子がうかがえます。

walmart

ウォルマートの店頭やネットショップでは、日本でもおなじみのGalaxy S2やGalaxy S3などのシリーズも並んでいますが、アンドロイド2.3を搭載した1GHzシングルコアのGalaxy Proclaimが150ドル前後(日本円で13000円前後)、アンドロイド2.3を搭載し、832MHzシングルコアのGalaxy Y Duos S6102が190ドル前後(日本円で15000円前後)で販売されているなど、ローエンド機種の売れ行きが目立ちます。

ちなみに上記はプリペイド方式。

端末が安く手に入る代わりに、2年間は契約を解除できないという2年縛りは、アメリカでも古くから一般的に行われてきた販売手法だそうですが、クレジットカードを持っていないユーザーは契約ができないので、プリペイド方式のスマートフォンが非常に売れているのだとか。

日本ではプリペイド方式のスマートフォンは登場していませんが、海外ではとても普及しているようで、スマートフォンの新規契約のうち、約12%がプリペイド方式のスマートフォンなのだそうです。

低所得層がハイエンドモデルを格安で手に入れる手段がないからという事情もありますが、それにしても日本では見たことのないモデルばかりです。

選択の幅が豊富だという点では、うらやましい限りですね。

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