愛知を中心とした東海エリアにあるラーメン屋さんに、海海というラーメン屋さんがあります。
海海と書いて、「かいかい」と読むのですが、ジャンルでいえばトンコツに部類するらしいです。
ところが、一般的なとコツラーメンとは全く味が違っていて、なんともアジアンテイストなラーメンなんです。
ベトナム風な香りがするラーメンなのですが、あのパクチー独特のスパイシーな香りが苦手な人でも、全然問題ならない味わいで、意外とクセがなく、どんな人にもおすすめできる、珍しい、不思議な味。
まさに、ここでしか味わえない味だとして、隠れた人気店となっているようです。
今回行ったお店は、津島市にある「津島神尾店」。
外観は「掘立小屋」のような外観で、ちょっと心配になるようなたたずまいなのですが、これまた味が最高。
深夜(夜の12時ごろ)に行ってみたのですが、並ぶほどではないものの、お客さんはチラホラいるという感じで、特に待つことなく入店できました。
お店のなかは、15人も入ればいっぱいになるという感じで、同じくひとりで食べに来ている方もチラホラ。
店内のメニューはこんな感じ。
ほかにも、餃子などのサイドメニューもあり、夜だけ塩ラーメンも食べられるようです。
650円の「海海ラーメン」というのが、このお店のメインとなるラーメンなのですが、この海海ラーメンに旨辛味噌をふんだんに使った「火の海ラーメン」というのを注文しました。
それがこれ。
見ているだけで、また食べたくなってしまいましたが、スプーンには大量の旨辛味噌が塗りつけられており、自分の好みによって少しずつ溶かしながら食べるスタイル。
ちょっと溶かすだけでも十分に辛いのですが、とんこつベースながらもあっさりとした不思議な味わいのスープとの相性の良さが抜群で、ついつい多めに溶かしてしまい、汗だくになりながら食べるというのが定番の流れです。
今回も完食。
もう、服も頭も汗ビッショリです。
面はちぢれ気味の玉子麺で、スープが良く絡まります。
また、分厚いチャーシューも、それ自体に味がよくしみ込んでいるのですが、柔らかくってこの辛いスープとの相性が最高によく、それでいてあっさり。
まったく脂っこく感じません。
そのほか、この焦がしネギも味がよく、これまたスープとの相性がバッチリ。
アジアン風なラーメンなのに、不思議とご飯にあう味なので、ラーメンとライスでおなかをいっぱいにすると、何とも言えない幸福感にひたれます。
いまのところ、10店舗あるそうですが、わzわざ車を飛ばしてでも行く価値のあるユニークなラーメン店なので、見かけられた方はぜひ。