AMD系のマザーボードと、インテル系のマザーボードを交互に行ったり来たりで、もう何代目になるからわからない自宅の自作OCですが、なんとも魅力的なマザーボードとAPUが登場しました。
まずはマザーボード。
AMDがリリースしている新しいソケットがAM1なのですけれども、実売価格で5000円を切る激安マザーがASUSから登場。
名称は「AM1I-A」で、ミニタワーでも収まるコンパクトなMini-ITXモデル。
メモリスロットは2つながらも、16GBのメモリを搭載できるため、最大32GBまでに対応。
インターフェイスもSATA3.0(6Gbps)×2とエントリーモデルには十分。
USB端子も、2.0がリアに4個。ピンヘッダも4個あるうえ、3.0もしっかり2個搭載。
HDMI×1、DVI-D×1、D-Sub×1と、いまどきのPC仕様はバッチリ抑えられています。
つぎに、格安のAPU。
APUとは、インテル製のCPUと同様に、CPUにグラフィック機能を統合したCPUで、最上位モデルとなる「Athlon 5350」でも実売価格6500円程度と、こちらも格安。
RADEON R3を内蔵した2.05GHzで動作するクアッドコアモデルで、オフィス系ソフトやWEB閲覧程度なら、まず問題なくこなせる余裕があります。
最近のCPUは、型番をみただけでは新しいのか、クロック数がいくつなのか、コア数がいくつなのか直感的に分かりにくくなってしまいましたが、着実に進歩しているみたいです。
両方を勝手も1万円チョイと、ここ最近のPCの値上がり事情に照らし合わせれば十分すぎるほどの激安っぷり。
メモリやHDDなどのパーツが余っている方は、サブマシンづくりのベースとして購入しても損のない値段です。
AMDにも頑張ってもらわないとインテルのCPUがこなれてこないので、今後もこうしたローエンド~ミドルエンド向きのCPUは継続的に投入してもらいたいですね。