auに転出を申し出たら、30000ポイントをもらうことができました。
auの2年縛りが更新月を迎えたため、転出するためにサポートダイヤルに連絡をしたら、引き止めポイントとして、1回線につき、10000ポイントをもらうことができました。
MNPを予定している回線は3つだったため、合計30000ポイントです。
ポイントがもらえるとはまったく思っていなかったので、ちょっと面喰ってしまいましたが、うれしい誤算となりました。
ただ、明確なポイント付与基準があるわけではなさそうです。
というのは、当方は毎月の電話料金が1000円足らず。決して優良顧客というわけでもないと思うからです。
よって、参考になるか分かりませんし、同じ状況だからと言って同じようにポイントがもらえるのか定かではありませんが、当方がポイントをもらったいきさつをご紹介してみたいと思います。
わたしと同じ条件の方なら、同じようにポイントを発行してもらえるかもしれません。
目次
auに加入したいきさつ
auに加入したのは、2012年の1月のこと。
ソフトバンクからのMNPで、auに転入しました。
その当時、名古屋のヤマダ電気で0円で販売されていたスマートフォンが、モトローラのPhotonという機種。
機種代金が実質0円ではなく、一括0円だったため、思わず飛びついてしまったものです。
スマートフォンなので、基本料金にパケット定額サービスを合わせると毎月6000円以上の料金を支払う必要があったわけですが、このモトローラのphotonには「毎月割」なる割引サービスが適用されていたので、通話さえしなければ、毎月4500円程度で運用できていました。
ところが、4か月ほど利用したところで、やっぱりスマートフォンは不要と判断しました。
というのは、格安のSIMカードが出回り始めた頃で、それを利用した方がずいぶん安くなることを知ってしまったからです。
それに、データ通信としてのスマホは魅力的でしたが、電話としてのスマホはやっぱり使い勝手が悪かったのです。
電池もすぐに無くなるし、電話もかけにくい・・・。
「あ~、ガラケーの方が電話としては優秀だったなぁ」と思い始めていました。
幸い、本体代金は一括0円だったため、端末そのものの残債はありません。
しかし、このタイミングで解約すると、2年縛りの違約金である9975円がかかってしまいます。
それに、電話番号が変わったり無くなったりするのも面倒。
そこで、知人から入手したauのガラケーをサービスカウンターに持ち込んで、スマートフォンからガラケーに機種変更をしてもらいました。
無料通話がなく、その代わりメールし放題という「プランE」です。
auの場合、キャリア同士のSIMカード変更もロックがかかっているので、窓口に端末を持ち込んで機種変更を行う必要があり、この費用が2100円がかかります。
しかし、毎月の利用料金は、
基本プランである「プランEシンプル」の月額利用料が743円。
メールを使うための「EZWEB」の月額利用料が315円。
合計1058円と、ずいぶん低く抑えることができるようになりました。
毎月割はなくなってしまいましたが、機種変更でプラン変更をするなら2年縛りの違約金に引っかかることはないらしいので、とりあえず最低仕様にしたという感じです。
というわけで、携帯電話は必要最低限のプランで運用しつつ、白ロムで入手したスマートフォンはIIJのSIMカードで運用。
おかげで、毎月の通信費は、携帯電話が毎月1000円チョット。
IIJのSIMカードが毎月945円。
電話は電話で使いながら、ギャラクシータブをタブレットPCとして利用と、それぞれの機能を割り切って2台持ちにしたことで、両方合わせても毎月2000円弱で運用することができるようになりました。
そうこうしているうちに、いよいよ2014年の1月。
auの2年縛りが満了時期を迎えました。
このまま使い続けてもよかったのですが、せっかくの更新月です。
途中で自主的に機種変更をおこなったため、学割も適用されていなければ、毎月割も適用されていないわけでして、はっきりいって全くお得ではありません。
そのため、この機会にMNPを使って他社に乗り換えたほうが、少なくとも今よりは好条件になるかもしれないと思い、とりあえずMNPの予約番号だけでももらっておこうと思いたったのが、1月中旬のことでした。
仮にMNPの予約番号をもらっても、そもまま転出せずに15日を過ぎればキャンセル扱いになります。
よって、ドコモかソフトバンクをみて、MNPするだけのメリットがなさそうなら、そのままauでもいいやと考え、とりあえず予約番号だけ発行してもらっておこうと思い、まずはauに確認の電話をしたのです。
auにMNPを申し込んだら、引き止めポイントをもらえた
MNPの依頼をしようと、携帯電話から157にダイヤル。
他社に乗り換えるための手続きを依頼することにしたのです。
実際の会話のテイストはもっと丁寧なものでしたが、内容が伝わりやすいように表現をはしょっていますが、会話内容は以下のようなものです。
「今月が更新月なので、MNPで転出したいのですが・・・」
と告げると、女性オペレーターの方が、
「これまでありがとうございます。ところで、転出の理由は何でしょうか?ご不満などがあったのでしょうか?」
と聞かれる流れになりました。
わたしとしては、auに不満があったわけではありませんでした。
何の割引も適用されていないとはいえ、毎月の利用料はせいぜい1000円足らず。
発信もほとんどしないので、正直いって料金的な不満はありません。
強いて言えば、MNPで転出・転入すると、転出先で基本料金が無料のプランに入れるかもしれないと思ったにすぎなかったからです。
それに、転出をしようと思っていた最大の理由は、スマートフォンから乗り換えたガラケー機種が、相当に古いものだったことです。
2009年製の端末なので、さすがにあちこちボロボロ。
小さな写メを撮るのだってモッサリで、iphone5Sなどのハイスペックなスマートフォンが全盛の2014年にあっては、電話以外の用途に使う気にもなれないほどのスペックでした。(当時はこれでもハイエンド機だったらしいですが)
「この機会に転出してしまった方が機種も新しくなるし、一石二鳥かなぁ」
こんなユルい事情のため、どこに転出するかも決めていませんでした。
そのため、
「転出の理由は、とくにないです」
と答えました。
とまぁ、解約の理由をきかれるのはルーチン仕事なんだろうなぁとおもいつつ、さっさとMNPの乗り換え番号を発行してもらえるのかと思いきや、しばらくの沈黙ののち、こんな話を切り出されました。
「実は、もしまだ転出を迷っているようでしたら、継続利用をもう少し検討していただけませんか?」
「もしご検討いただけるようなら、この場で10000ポイントを差し上げます」
「機種変更をする際の足しになりますので、機種変更もお得にしていただけると思います」
以前にソフトバンクからauに乗り換えたときは、こうした引き止めもポイントの話も全くなく、すんなりとMNPを行えたため、こうした引き止めが行われるとは思いもよりませんでした。
また、今回MNPで転出を予定していた回線は2つありましたが、両方ともに10000ポイントを付与してくれるとのこと。
おまけに、いまから1時間以内に使えるようにするというではありませんか・・・。
これにはちょっと心を動かされてしまいました。
というのは、時期が悪いのか、ドコモやソフトバンクにMNPで転出をしても、無料でもらえる一括0円のガラケーがなかったからです。
スマートフォンには一括0円の機種がわんさかあったのですが、ガラケーでは皆無。
2年前に発売された機種でさえ、MNPでも1万円ちかく機種代金がかかる状態でした。
それに、MNPの費用がauに2000円。
新規契約の費用がドコモに3000円。
なおかつ機種代金を1万円払うとなると、1回線あたり15000円の出費です。
2台なら3万円ってことになります。
「これなら、このままauに機種変更の差額を払ってグラティーナでももらった方がいいかもしれないな・・・。メールアドレスも換えずに済むし。」
などなどが、頭をよぎりました。
いずれにしても、今この場でMNPの予約番号を発行してもらうと、ポイントは消滅してしまうとのことなので、今回はとりあえずポイントだけを受け取り、MNPはちょっと検討するという流れになったのです。
ごめん、やっぱりサヨナラau
さんざん悩んですけれども、やっぱりMNPで転出することにしました。
というのは、MNPの電話をかけた翌日、ドコモが学割2014という強力なキャンペーンをやり始めたからです。
これは、新規加入の学生だけでなく、学生の家族も全員、基本利用料が0円になるというおいしいキャンペーン。
どのみちMNPで移動するなら、こういうタイミングを逃さない手はありません。
これなら、機種代金と諸費用を加えた金額が15000円になったとしても、基本使用料の無料が効いて、モトはとれそうです。
よって、MNPの予約番号を発行してもらうことは先に延ばしても、とりあえずはauからはMNPで転出するということだけは、心に決めてしまったのでした。
ポイント付与の基準はなんだ?
さて、当方はけっきょく3回線分で、合計30000ポイントをもらえたわけですが、ポイント付与の基準はちょっとわかりません。
MNPの申し出をしていなかったら、ポイントはもらえていなかったことになりますが、当方の毎月の月額利用料金は毎月1000円足らず。
お世辞にも「良いお客さん」ではありません。
よって、利用料金の大小が基準になっているとは思えませんでした。
ただし、滞納は一度もないので、もしかして料金の支払いに一度でも滞納を起こすと、権利がなくなってしまうのかもしれません。