
ノビルンを摂取することによる副作用の心配はないのでしょうか?
心配される親御さんも多いことだと思います。
そこでここでは、ノビルンの成分一覧から想定される副作用について調査しました。
目次
ノビルンの全成分一覧
ノビルンには、以下のような成分が含まれています。
パッケージにも記載がありますが、書き起こしてみますと、以下のとおりです。
砂糖、マルトデキストリン、ドロマイト、卵黄蛋白加水分解物、乳清たんぱく、米たんぱく質、オリゴ糖、スピルリナ原末、α-GPC加工食品(α-GPC(グリセロホスホコリン)、加工油脂)、L-オルニチン塩酸塩、L-シトルリン、酸味料、ステアリン酸カルシウム、微粒二酸化ケイ素、結晶セルロース、香料、プルラン、L-アルギニン、甘味料(アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物)、ビタミンB6、ビタミンK2、ビタミンD、(原材料の一部に卵、乳成分、大豆含む)
見慣れない成分もあるかと思いますが、とくに身体に副作用をもたらすような成分は含まれていません。
ちなみにマルトデキストリンはじゃがいもなどにふくまれるでんぷんから生成される成分(多糖類)で、健康食品に限らず様々な加工食品に用いられる成分です。
ドロマイトは石灰成分のことです。つまり、カルシウムの素というわけです。
そのほかの成分についても特筆すべき成分はなく、むしろ非常にオーソドックスな成分で上手に栄養素のバランスがとられていると言えます。
製造元の高光製薬からも、とくに副作用が生じた履歴はなく、リコールなどの問題も起きていないようです。
砂糖が気になる方へ
そもそも健康食品などに表示が義務付けられている成分表は、含有量の多いもの順に記載するルールになっています。
ということは、砂糖がもっとも含有量のおおい成分ということになってしまいますが、これはある意味で仕方がないことだと思います。
なぜなら、あのさわやかなラムネ味を演出するためには、甘味料の存在が欠かせないからです。
サプリの比較サイトなどを見ると、「砂糖が入っているからNG」などといった表記を見ることもあるかもしれませんが、医薬品でもないサプリに完全な
身長サプリとして有名なセノビックやアスミール、ネスレのミロなども、もし砂糖がまったく使われていなかったとしたら、苦いだけの飲料になってしまい、結果的に子供が飲まなくなってしまいます。
味を犠牲にしてしまっては続けられない側面もありますので、食べやすさ(続けやすさ)と甘味料はトレードオフの関係になってしまいますが、牛乳などと併用するサプリに比べればカロリーはきわめて低いので、中高生であればとくに問題になるほどの含有量ではないと思います。
ノビルンに副作用はあるか?
上記でも解説したとおり、成分一覧を見る限りは副作用の心配はないものと考えて問題ありません。
ただし、アレルギーをお持ちのお子さんは要注意です。
なぜなら、原材料に卵、乳成分、大豆が使用されているからです。
よって、もしも上記3種にアレルギーを持っている場合は、服用を控えるか、もしくはアレルギー物質が一切含まれていない身長サプリを選ぶとよいでしょう。
副作用ではないが、誤飲の可能性にはくれぐれもご注意を
ノビルンはその形状(ちょっと1粒が大きい)から、どちらかというと中学生から高校生に適した成長期向けサプリだとされていますが、とくに年齢制限があるわけではないので、小さいお子さんに飲ませたいと思われる親御さんもいるかと思います。
ただ、幼稚園児や小学校低学年など、まだ口が小さいお子さんには危険な側面があります。
ご覧のとおり、1粒が大きめなので、乳幼児や幼児が誤って飲みこんでしまうと窒息の恐れがあるからです。
また、食品なので食べてしまうことの危険性はまったくないものの、赤ちゃんや幼児の誤飲の可能性もありえますので、小さなお子さんがいらっしゃるご家庭では、取扱いや保管場所にはくれぐれも注意するようにしてください。
なお、ノビルンが爆発的に売れている理由はこちらで解説しています。参考になれば幸いです。