成長期向けサプリとして、成分も味も価格も圧倒的な優位性をもつ明治製菓のセノビーですが、じつはネーミングで損をしているように思えてならなのです・・・。
というのは、検索エンジン的にセノビーといえば、これなんですよね・・・。
トレードワンが輸入販売を手掛ける折りたたみ踏み台の「セノ・ビー」です。
検索エンジンは、検索ユーザーが検索したいであろう内容を返そうとするそうです。
つまり、検索エンジンが踏み台のセノビーばかり返すということは、世間一般にセノビーといえば、踏み台だと思われているということでもあるのです。
このセノ・ビーも、オシャレな外観と優れた機能性で、ネット上でものすごく人気商品のため、紹介されているサイトが非常に多く、セノビーと検索すると、この踏み台で検索結果が埋め尽くされてしまうんですよね(苦笑)
でも、セノビーの悲劇はこれだけじゃないんです。
もうひとつあります。
かつてJT(日本たばこ)が販売していたスポーツドリンクです。
こちらは、「セノビー 飲み物」と検索したときの結果です。
すでに販売は中止されていて、入手することはできないのですが、懐かしいドリンクとして取り上げられることが多く、いまでもたくさんの検索結果が表示されます。
おまけにこちらの名前は、モロかぶりの「セノビー」
しかも、「セノビー 飲み物」と検索してこれが出てきてしまうので、間違いでもないわけです。
踏み台のセノビーはまだいいです。
でも、サプリではないとしても、同じくドリンクであるセノビーが表示されてしまうと、
「これが背が伸びる効果があるちうセノビーってやつか」
と誤解する人もいるかもしれません。
現状では、「セノビー 森永」と検索して、やっとこさ成長期向けサプリのセノビーが表示される有様なのですが、セノビーが森永製菓の製品だと知らない人はお手上げですよね(苦笑)
ということで、セノビーは生まれながらにして悲運な運命を背負った製品といえなくもないのです。
セノビーという名前が商品開発会議で決まったとき、ほんのちょっとでも検索してみたら、絶対に付けなかった名前なのではないかしらと思ってしまったのですが、どうなんでしょうかね。
それにしても成長期向けサプリは似たような名前が多いですよね。
セノビックにセノビー、セノビル、ノビルン、のびるんるん、のびのびスムージー・・・。
もうギャグかっていうくらいに似たような名前だらけ。
これってゲームでいえばファイナルファンタジー、ファンタジークエスト、クエストファンタジー、ファンタジーファンタジー、ファンタジー&クエスト・・・みたいなことですよね。
べつに背が伸びるをイメージさせる「セ」「ノ」「ビ」以外の文字でもぜんぜんいいと思いますし、ミスタービッグみたいな名前でもいいんじゃないかと思いますけど、みなさんも「こんな名前でどうか?」と思うものがあれば、検索してみると面白いかもしれません。
意外とその製品、あるかもしれません。
ちなみに森永製菓は健康食品分野でけっこう長い歴史があるのですが、小林製薬のように「そのまんまやんけ」のネーミング商品が結構あります。
たとえばコラーゲンが10000mg入っているのに200円くらいしかしない安いコラーゲンドリンクの名前が、「おいしいコラーゲンドリンク」っていう名前。
わたしもついつい買っちゃったんですが、よく考えられた名前なのか、適当につけたのか、イマイチ解りませんね。