セノビックと同等の成分や栄養を含みながらも低価格のために話題になっている森永製菓のセノビー。
副作用の心配がないか心配されるお母さんやお父さんもいるかもしれません。
結論からいうと、
「副作用なんてあるわけない」
というのが結論です。
というのは、セノビーにしろ、セノビックにしろ、牛乳に混ぜて飲む食品にすぎないので、副作用など起こり得るはずがないからです。
そもそも副作用という言葉は、医薬品に対してのみ使うべき言葉です。
ただ、ネットで検索すると、副作用というキーワードで検索することが一般的になってしまっているようなので、このページでも便宜上、「望まない二次的な悪影響」という意味で使っていますので、その点はご容赦ください。
それでも心配だという方もいるだろうと思いますので、さっそくセノビーの原材料を見てみることにしますが、以下のようになっています。
セノビーの原材料
砂糖、ココアパウダー(ココアバター10〜12%)、ミルクカルシウム、ホエイたんぱく、ミルクオリゴ糖、食用油脂、食塩、殺菌乳酸菌粉末、乳化剤、香料、ピロリン酸鉄、ナイアシン、V.B1、V.A、V.B2、V.D
どれも見覚えのある成分ばかりで、なおかつ加工食品でも良く見ら荒れる原材料ばかりです。
よって、とくに副作用を生じるような成分は含まれていません。
あえていえば、「ピロリン酸鉄」「ナイアシン」という成分だけが馴染みが薄いかもしれません。
ピロリン酸鉄とは、かんたんに言えば鉄分です。
妊婦さんなどがよく購入する養蚕サプリにも含まれることの多い成分なので、とくに危険性がある成分ではありませんし、毒性もほとんどないと考えられています。
こうかくと「多少は毒性があるのではないか?」と心配される人もいるかもしれませんが、いかなる成分であっても100%安全であると断言することができない慣習なので、こういった表記になることは仕方がありません。
よって、ピロリン酸鉄は単なる鉄分だと読み替えてもらえればOKです。
一方のナイアシンは、体内でもつくられることのあるアミノ酸の一種です。
カツオのたたきや、豚のレバー、ピーナッツなどに多く含まれている成分です。
主な役割は、エネルギー作りや、脂質や糖質の分解、皮膚や粘膜の炎症を防ぐなどですが、セノビーに外剛されている理由は、エネルギーづくりを目的としているからだと思われます。
ナイアシンは成人でも必要とされる成分で、不足するとうつ症状や幻覚商法、口内炎や皮膚炎の原因になるとされています。
こちらもとくに人体に悪影響を及ぼすような成分ではないので、これが原因で副作用を生じさせるといったことは考えにくいです。
よって、セノビーに副作用の心配はないといえますが、唯一あるとすれば、アレルギーへの心配です。
セノビーは、小麦・卵含む製品と共通の設備で製造されているため、小麦アレルギーや卵アレルギーをもっているお子さんや保護者にはおすすめできません。