郵便局や銀行用の印鑑として使っていたハンコが割れて以来、100円ショップの印鑑や文具店などで売られている800円くらいの印鑑を、その都度買っては無くしたり破損したりしていたのですが、その場しのぎの対症療法ではやはりダメなようで。
引っ越しを機に整理をしていると、どの印鑑なのかわからなくなっている通帳があったり、もうすでに印鑑を失くしてしまっている通帳があったり、使っていない通帳があったり、そもそも銀行自体が無くなっている通帳があったりと、あまりよろしくない状況にイライラしてきまして、口座の整理をかねて一新しようと思い立ちました。
印鑑証明にも登録している実印に関しては、車を初めて所有することになった際、とりあえずで作ったものがあったので、それはいいとしまして、普段よく使う印鑑と言えば、やはり銀行印。
いったん作ってしまうと、ほとんどの入出金はATMかネットバンキングで利用するので、印鑑が必要になる機会があまりないのですが、面倒なのが、積み立てや口座を解約するときなのです。
また、保険の申し込みなどにも印鑑が必要になりますが、これも解約するときやプラン変更の際にいちいち押印しなければならないことが多く、契約時に押印した印鑑がどれだったのか分からなくなることが多々ありまして。
どのみち、住所変更などで全ての契約書や銀行口座などに印鑑が必要になってしまうので、この機会に印鑑の変更も兼ねて「何かの契約ごとには必ずこれを使う」というハンコをちゃんと作っておこうと思いまして、色々考えてみました。
ただ、「これからはずっとこれを使う」というつもりで買ったハンコでも、格安のハンコだと結局また紛失してしまったり、破損してしまうような気がしまして、割れにくく丈夫で、そこそこしっかりした印鑑を買おうということに。
そこで候補に挙がったのが、ネット通販でも人気の定番商品でもある、金属製のチタンでできた印鑑。金属だけあって耐久性が抜群に高いので、とてもよく売れているとのこと。
そこでいくつか楽天のショップを見てみたところ、チタン製の印鑑を扱っているショップは結構たくさんありますが、信頼できそうで、値段も手ごろで、感想もそれなりに多いショップをいくつかピックアップ。
男性で銀行用だと13mmがおススメと書いてあるので、素直にそれに従い、今回注文した印鑑のサイズも直径が13mmのタイプをチョイスしました。
値段もデザインも書体も、いくつか選べるようで、一番オーソドックスなものを選びましたが、注文自体は印影(印鑑の文字盤部分のデザイン)に入れる名前と、サイズと書体くらいで、とてもあっけなく簡単に終わりました。
ちなみに、このショップではこういった保証書も入っていました。
押印してみると思いのほか陰影が太く、銀行用に使うならもう1サイズ小さいものでも良かったかなと少し後悔しましたが、実印と同じくらいの存在感があるので、「失くしちゃいけない感じ」が、自分にはとてもいい感じでした。
ただ、自宅で使う分にはいいのですが、そのあまりの重厚感と、物珍しさで、店頭や外で使うときにはちょっぴり恥ずかしかったりもします。
チタのンハンコを買ったレビュアーの中には、「目立つから優越感がある」なんて方もいましたが、私の場合、数百円の残高しかない口座の解約にこのチタンの印鑑を持ち出すのは結構恥ずかった印象なので(笑)、まぁ、それは人それぞれだとは思いますが、かなり目立つことには間違いないです。
金属だけあって、使い勝手は申し分ありません。印影がハッキリ出ることと、ちょっとやそっとでは破損しない頑丈さがあるので、10年くらいは使い続けられるのではないかと思います。
登録印鑑の変更作業は結構大変でしたが、これでどの書面も「このハンコで間違いない」とう確信をもってあたれるので、迷うことがなく押印ができるのはとても気持ちがいいものですね。
もし、色々な印鑑を使ってしまって、どれがどれだか分からなくなってしまい、面倒くさいからなんとなくそのままになってしまっているという、わたしみたいな方には、チタン製の印鑑を強くお勧めします。
情報は一元化というのは、なんでも効率的ですね。
(その代わり、しっかり管理もしないといけないですけど、それはそれでいいプレッシャーなんじゃないかなと思います。)